子どものビジョントレーニングはスポーツと学業を向上させる Ⅴ-②
やっと日本でも浸透してきた感のある「ビジョントレーニング」。テレビ、雑誌、本などで紹介され「目をトレーニングする」ことの重要性が理解されてきたようです。<ビジョントレーニング 内藤貴雄著より>
アメリカ大統領のお嬢様・・・こちらへ
子どものビジョントレーニングはスポーツと学業を向上させる Ⅰ・・・こちらへ
子どものビジョントレーニングはスポーツと学業を向上させる Ⅱ・・・こちらへ
子どものビジョントレーニングはスポーツと学業を向上させる Ⅲ・・・こちらへ
子どものビジョントレーニングはスポーツと学業を向上させる Ⅳ・・・こちらへ
子どものビジョントレーニングはスポーツと学業を向上させる Ⅴ・・・こちらへ
マースデンボール その2
■パーツ・ゲーム
a.揺れるボールをからだの各パーツに的確に当てるトレーニングです。
b.まずは額に軽く当てます。指導者はできるだけボールが子どもの眼には当たらないような高さにします。
c.繰り返しボールを額に当て、からだをうまく使って、サッカー選手のように「ヘディング」をリズム良くおこないます。(写真1、2、3)
d.次に、揺れて動くボールに肘を正確に当てます。
e.まず、右肘を当てます。(写真4)
f.戻ってきたボールに左肘を当てます。(写真5、6)
g.手のひらで叩こうとするのではなく、肘の先に軽く当てます。
h.左右交互に当て、できるだけ長く続けられるようにします。指導者が「〜回当て続けよう」と指示してもよいでしょう。
i.リズム良くおこないます。
j.次はボールの位置を下げ、右ひざと左ひざで交互に当てます。(写真1,2)
k.足で蹴るのではなく、軽くひざに当てるだけです。蹴ってはいけません。
l.左右交互にリズム良く、繰り返し続けていけるよう自分のからだをコントロールします。
m.今度は尻です。(写真3,4)
n.簡単そうで以外に難しいのが尻です。自分のからだの後の空間を動くボールの軌道を正確に読みながら、普段あまり動かさない尻で当てようとするのです。
o.振り返りながら、うまく腰を振ってボールに尻を繰り返しリズム良く当てます。
p.次は床に寝ておこないます。
q.うつ伏せに寝て上半身をやや持ち上げます。
r.この状態を維持しながら、揺れるボールを右手、左手で交互に叩きます。(写真1~4)
s.最後は仰向けに寝ておこないます。
t.両肘を床につけてからだを支えます。
u.この状態を維持しながら、揺れるボールを右足、左足で交互に叩きます。(写真5〜8)
チェックすること:
□.空間内でのボールの位置と自分のからだの位置との正しい理解ができていますか?
□.リズム良く続けられますか?
□.ボールをうまく眼で追っていけますか?
□.タイミングの取り方はよくなっていますか?