度付きダイビングマスク NG:M-7500
眼鏡専門店からの度入りダイビングマスクの見え方のご提案
スキューバダイビングは、一般の人がますます近づきやすくなったレクリエーションである。
そのため、とくに未熟なダイバーにとってはかなりの危険を伴うものである。視力が正視の方でも浸水中は42Dの遠視になる。これは通常の空気ー角膜境界面が水ー角膜境界面に置き換えられることによって、光線が網膜後方に焦点が結ぶからである。網膜後方に焦点が結ばれると「遠方」「近方」とも物体がボヤケてしまいます。浸水中のフェイスマスクの使用が根本的に見え方のリスクを減少させるが、眼損傷は、さまざまな状況で起こりうる。浸水において考慮すべき最も重要な眼の問題は、適切な水中の視覚と減圧に関連した問題である。
つまり、フェイスマスクやゴーグルをつけることによって空気ー角膜境界面が回復し、視力が改善する。が、しかし、マスクの水ーガラスー空気境界面での光の屈折は、約25%の拡大効果を起こし、距離を認識するじゃまとなる。
■度付きダイビングマスクフレーム その一例
NG:M-7500 CLB(04)
フレームサイズ:71×167mm 重量:188g
日本人向けJスペックスカート ハードケース付 軽量でコンパクトなマスク
見本装用(度なし)が必要な場合は事前に予約は必要です。
<特徴>
・ポリカーボネイト製フレーム
・日本人専用フィッティングライン
・ワンタッチ調整式バックル&ストラップ
心地よい装着感に、装着痕が付きにくいラウンドエッジ構造が付いて、より進化した度付きダイビングマスク。個性的なダイビングファッションを望むオシャレなダイバーのニーズにも応えます。
■視力矯正
屈折異常をもつダイバーにとって、屈折矯正ダイビングマスクをつけることは可能である。
一方、ソフトコンタクトレンズを装用して非矯正マスクをつけることも可能である。ソフトコンタクトレンズは浸水中の使用によく耐えうるようである。ただし、フェイスマスク中にコンタクトレンズを落としてしまうことがあり、そのため浸水中に危険にさらされる可能性があることをダイバーは知っていなければならないと思われる。また、ハードコンタクトレンズにおいては減圧中の問題があるために深い浸水をするときには禁忌である。
度入りスキューバダイビングマスク
■度付きダイビングマスクの種類
Ⅰ.既成度付きダイビングマスク
メーカーで用意されている度付きダイビングマスクを使用する場合。
既成のダイビングマスクは乱視の度数補正はできません。また、お一人お一人の左右の眼の瞳孔とレンズの光学的中心があっていません。この左右の瞳孔距離をPDといって、このPDがズレることによって視線のズレが発生し、レンズにプリズム作用現象がおこり、物体が二重に見えたり、眼精疲労が生じたりすることがあります。しかし、強度近視や遠視の場合や、50歳を過ぎて手元が見ずらくなってこられている方等を除けば、短時間の使用の場合には極端に問題はないかも知れません。
オーダー度数選択の目安
Ⅱ.オーダーメイド度付きダイビングマスク
お一人お一人に合わせて制作する度付きダイビングマスクを使用する場合。
近視、遠視、乱視、老視などの屈折異常、老眼においては完全に合っているものが理想ですが、そもそも海中の中では正視の方の見え方は、遠方、近方ともボヤケテ見えるために、通常の生活において眼鏡を掛けている人にとって、ダイビングどきのオーダーメイド作製度数は一般メガネの度数と違った度数になります。
一般メガネは空気中で装用しますが、当然のことながらダイビングマスクは水中で装用します。メガネの度数は空気中で使用するのに快適な度数に調整しておりますが、その度数はそのまま水中での快適な使用にあてはめる事はできません。
・アダルトまでの方
一般メガネの場合、目⇒空気⇒レンズ⇒空気⇒見る物と介して認識します。ところが、ダイビングマスクの場合、目⇒空気⇒レンズ⇒水⇒見る物となります。ここで問題となるのは空気(屈折率nd=1)と水(屈折率nd=1.33)の屈折率の違いです。小学校の理科の授業で習ったと思いますが、コップに水を入れてストローをさした状態で、ストローをコップを通して横から見たときに、水面でストローが折れ曲がって見えることを思い出して頂ければ幸いです。また、水中メガネで水中を見た場合、物が大きく見えたりするのはこの為です。そのため、一般のメガネの度数と同じ度数レンズを水中で装用しても同じ見え方をするかどうかは疑問になってきます。ダイビングマスクで一般のメガネと出来る限り同じような見え方を得ようとすれば、近視の方であれば一般のメガネよりも緩めの度数が良いと思いますが、それは、①ダイビングマスクのレンズ面と目の距離(一般メガネは12mm)、②水中の環境(明るい/暗い/濁っている/透明など)によっても若干違ってきます。また、遠視の度数の場合は、一般のメガネの度数と同一にすると見たいものが遠くに感じることもあります。そのため、少し強めの度数が必要な場合もありますが、近視の方と同様に、①ダイビングマスクのレンズ面と目の距離、②水中の環境等を考慮した度数を考慮しなければならないと思われます。
・シニアの方
40歳後半からは老眼という問題がでてきます。これは、一般のメガネを掛けていない方も、近視の方も、遠視や乱視の方も同様に遠くが良く見える状態では、目の調節力の衰えから手元が見ずらくなった状態ですが、この状態も同様で一般の遠近両用メガネの度数で合わせた場合に、見る物が遠くに感じたり、ダイブコンピューターの確認や残圧計のチェックに苦労してしまうこともあるため、度数の選択時に考慮した方が良い場合もあります。この場合においても、①ダイビングマスクのレンズ面と目の距離、②水中の環境等を考慮した度数を考慮しなければならないと思われます。
■度付きダイビングマスクフレーム M-7500 その他のカラー
NG:M-7500 BK(01)
フレームサイズ:71×167mm 重量:188g
軽量でコンパクトなマスク
NG:M-7500 CBL(02)
フレームサイズ:71×167mm 重量:188g
軽量でコンパクトなマスク
NG:M-7500 SS(05)
フレームサイズ:71×167mm 重量:188g
軽量でコンパクトなマスク
NG:M-7500 FY(08)
フレームサイズ:71×167mm 重量:188g
軽量でコンパクトなマスク
NG:M-7500 W(09)
フレームサイズ:71×167mm 重量:188g
軽量でコンパクトなマスク
NG:M-7500 T(10)
フレームサイズ:71×167mm 重量:188g
軽量でコンパクトなマスク
フレームサイズ:71×167mm 重量:188g
ブラックシリコーンタイプ
フレームサイズ:71×167mm 重量:188g
ブラックシリコーンタイプ
NG:M-20 CBL(02)
フレームサイズ:75×171mm 重量:185g
画期的なダイレクトサッシングを採用した、超薄型広視界モデル。
<特徴>
・ポリカーボネイト製フレー
・日本人専用フィッティングライン
・ワンタッチ調整式バックル&ストラップ
左右の目の間を極限まで細くし、フレームを超薄型にすることによって、まるで1眼マスクのようなストレスのない視界を実現したコンパクトな2眼マスク。左右のレンズの周囲を押さえて視界を遮っていたインナーフレームを取り除いて、直接レンズをアウターフレームで固定。今だかつてない超スリムフレームを実現し、上下左右の可視範囲を飛躍的に拡大しました。また、左右のレンズの間をつなぐセンターフレーム部分を限りなく狭め、2眼マスクの欠点でもあった左右の視界の分割感を解消。コンパクトなサイズながら、まるで1眼マスクのようなストレスのない視界を実現しています。
NG:M-20 BK(01)
フレームサイズ:75×171mm 重量:185g
超薄型広視界モデル。
■度付きダイビングマスクレンズ
NG:M-20 CLB(04)
フレームサイズ:75×171mm 重量:185g
超薄型広視界モデル。
NG:M-20 SS(05)
フレームサイズ:75×171mm 重量:185g
超薄型広視界モデル。
NG:M-20 FY(06)
フレームサイズ:75×171mm 重量:185g
超薄型広視界モデル。
NG:M-20 W
フレームサイズ:75×171mm 重量:185g
超薄型広視界モデル。
NG:M-20 T(08)
フレームサイズ:75×171mm 重量:185g
超薄型広視界モデル。
フレームサイズ:75×171mm 重量:185g
超薄型広視界モデル。フレームが薄く、カメラのファインダーに眼を近づけることが出来るため、見やすくなりました。サイドからの光をカットし、ファインダーに集中できるブラックシリコンタイプ。
■度付きダイビングマスクレンズ
近視、乱視の方から、遠近両用まで。見たいシーンがクリアに見える、
・一体フルビユーレンズ加工
ガラスレンズ自体を視力に合わせて研磨加工、一体成形してあるので、視界のすみずみまでクリアです。
・貼り付け加工
度数により
強度近視(S+C)=-10.00まで(C=-4.00まで)
遠視(S+C)=+3.00まで(C=+2.00まで)
・上下部EX
上半分が遠用視レンズ、下半分が近用視レンズ。近くの視野を重視した二重焦点レンズで、遠くでも近くでもシャープな視野が確保できます。
・バイフォーカルレンズ
遠用視レンズに近用視の小玉レンズを組み合わせた二重焦点レンズで、遠くでも近くでもシャープな視野が確保できます。
・下部EX(老眼用)
ガラスの内側下部に老眼用レンズを貼付けた、老眼の方の特性をとらえた機能的なレンズです。
■ダイビングマスクの曇り止めについて
市販のマスクのくもり止め薬剤の誤用が角膜上皮の遅延型中毒反応を引き起こすことがある点に留意する必要がある。この点状角膜上皮症は、潜水の前にマスクを適切に磨いたり乾燥させずにくもり止め薬剤を多量に使用した後に起こる。激しい眼球灼熱と羞明が、通常潜水終了後、数時間の曝露の後に典型的に起こる。パッチングなどの治療で症状は24時間以内に消退する。永久的な後遺症は報告されていない。