強度近視の方のトライアスロン時、度付きサングラス&メガネ
トライアスロンだけでなく、
スポーツ競技にとっては眼が悪いのはハンディ・・・・・
トライアスロンを愛する「強度近視」「最強度近視」の方が、少しでも競技に集中できる視力補正の情報を集めてみました。 しっかりコースが見えなければ、競技成績にも影響がでるのは当然なことですが事故の危険も増します。
トライアスロンは・・・「スイム」〜「バイク」〜「ラン」。
■メガネか、コンタクトレンズか?
スポーツをする場合はソフトコンタクトレンズが一番よいと思いますが、トライアスロンの場合は「スイム」があるので少々事情がことなるのではないでしょうか?とくに、スタート直後は競技者同志がぶつかり合いながら泳ぐことになるので、場合によっては前の人に顔を蹴られたり、腕で頭や顔、体を殴られたりでコンタクトレンズを装用している人にとっては、ゴーグルに海水が入ってきて外れて流されたり、外れなかったとしても目がヒリヒリ角膜が炎症を起こす場合もあると言われています。
このような経験をされた方にとっては、コンタクトレンズを嫌う人も多いと思われます。その場合はスイムでは度入りゴーグルを使わざるを得ません。度付きゴーグルを使って「バイク」と「ラン」はコンタクトレンズといったことも考えられると思いますが、コンタクトレンズを装用する時間がロスになってしまうリスクより、普通のメガネを装用する方が良いような気がします。
<度入りスイミングゴーグル>
a)強度近視の方にはオーダー度付きゴーグル
SW:SPALDING SPS-10 スモークレンズ/クリアブルー
度付きのスイミングゴーグルは、安価な既成の度入りスイミングゴーグルが主流ですが、この場合の装用者の度数は、殆どが軽度から中等度の方に対応した度付きゴーグルのため、強度の方にとっては物足りない見え方になります。そのため、各人に合った度数の製作をすることで快適な視界が得られます。
・オーダーメイド度付きスイミングゴーグルベルトカラー&レンズカラー
・アイカップ素材:ナイロン ・アイカップカラー:クリアピンク
・クッション:シリコーン ・鼻ベルト:エラストマー(5段階調節)
・ベルト:シリコーン ・レンズカラー:スモーク
b)中度近視、軽度近視の方には既成度付きゴーグル
フィット感の良いパッキングタイプのクッションとくもり止めレンズを採用したゴーグル。 YK:SPーFO-1 度入り対応スイミングゴーグル(既成)
アイカップ素材:ポリカーボネイト
サイドパーツ素材:ポリプチレンテレフタレート
ベルト素材:エラストマー 鼻ベルト:ナイロン カラー:全11色
①シルバー ②ネイビー ③ネイビー×ホワイト ④ブラック ⑤ブラック×パープル ⑥パープル
⑦クリアブルー ⑧クリアピンク ⑨ブラック×ブルー ⑩クリア ⑪クリアパープル
Ⅱ.度数対応・・・
S-150 S-200 S-250 S-300 S-350 S-400 S-450 S-500 S-550 S-600 S-700 S-80
スイミングゴーグルの度数は視力が0.7~0.8位に見える度数が適しています。
Ⅲ.簡単な度数の測り方・・・
近視度数は、本などを手に持ち、腕を伸ばして顔に近づける時、100を文字のピントがあった場所までの眼からの距離(cm)で割った値です。
Ⅳ.度付きレンズ取り換え方法:組み合せ自由自在・・・
NG:FCL-2 FO-1にアジャストセッティングできる度付レンズ。 左右どちらか一方のみの交換も可能です。
鼻ベルトをアイカップサイドの四角い穴に差し込みロックさせます。
Ⅴ.屈折率とスイミングゴーグルの関係・・・
水中で物を見ると視界がボヤケて見えます。これは水と眼球の屈折率が大まかに言えば同じなので、水中では遠視のような状態になり視界がハッキリしないのです。言いかえれば屈折力が全く機能しなくなり、網膜に焦点が合わなくなるからです。水中の中で視界をハッキリさせるには、眼の前に空気の膜を持ってくればよいのです。ゴーグルをすることにより空気を媒体として水中でものを見ますので、視界はハッキリします。
「バイク」どきの風の巻き込みや眩しさなどを考えると、度付きサングラスか普通のメガネの上から掛けるオーバーグラス(サングラス)がお奨めですが、「ラン」どきには普通のメガネの上から掛けるオーバーグラスは不向きです。その場合は、「ラン」どきの眩しさはカットできません。
<強度近視の場合におけるメガネ>
強度近視の方がメガネを掛けて「バイク」「ラン」と続いて競技を行うにあたって、動きに合ったフィット感が最大のポイントになると思います。そこでお奨めのメガネフレームをご紹介いたします。このフレームは通称「ウスカル」フレームと言って、トライアスロンどきだけでなく、普段のメガネとしても掛けていただける強度近視メガネフレームです。<強度近視のメガネを快適に掛けていただくことを、真剣に考えた岡本隆博氏が考案したフレームです。>
強度近視ウスカルフレームについて「もっと詳しく」・・・こちらへ
Ⅰ.軽いメガネを掛けたい。これは強度近視の方に共通する思いです。
とくに、トライアスロンでバイク、ランとメガネのズリがに気になって集中力に欠ける場合もあり、メガネ選びに苦慮することも多いと思います。メガネ店での強度近視の方への対応は、たいていそれはどこでも同じで、「屈折率の高いレンズが薄くていいですよ」、そして、「小さめのフレームに入れれば薄く軽くなります」と言うわけです。それはそれで間違いではないのですが、実はそれだけでは不十分なのです。その条件さえ満たせばよいのなら、子供用枠が、レンズを薄く軽くするための一番良い枠だということになります。しかし、子供用枠ではダメののです。それは何故でしょうか?それは、枠の前部分(フロント)の中央部にある、「レンズとレンズの間の間隔」(鼻幅といいます)が、強度近視のレンズを入れるには狭すぎるからなのです。成人の一般的なPD(瞳孔間距離)は62~68mm程度ですが、子供用枠のフレームPDは56~60くらいなので、子供用枠を大人が掛けると、フレーム視野が鼻側に無駄に広くなる反面、側方視の時に必要な耳側のフレーム視野が狭すぎてだめなのです。そして、腕の長さやフロントの全横長などのサイズが短すぎて、子供用のメガネ枠は、やはり大人には向かないわけです。例を挙げて説明してみます。
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結論:鼻幅が21mm以上で玉型サイズが46mm以下の枠に強度近視のレンズを入れると、レンズが非常に薄くて軽いメガネができる。
ウスカル枠の中でも、玉型サイズが42mm以下で鼻幅が24mm以上のものは、
特にレンズが軽く薄くなるので、それを私たちは「究極のウスカル枠」と呼んでいます。
そして、外見的な目の大きさの縮小も、ややましになり、レンズ部分における顔の輪郭線の入り込みも減ります。また、同じ大きさの一般枠に比べても視野が広くなります。
Ⅱ.なぜウスカルメガネだと目が疲れにくいのか?
ウスカルメガネは玉型リムが小さいので、レンズも面積が小さくなるということで、下記のような心配をなさるかたも、中にはおられるかもしれません。
(1) フレーム視野が狭くて困るのではないか。
(2) そんなにレンズが小さくて、
ものの見え方に悪影響が出て目が疲れるということはないか。
これらの疑問についての回答を書きます。
(1)について
そのきらいは多少ありますので、それをカバーするためにレンズと目の間隔をせいいっぱい接近させてフィッティングをします。そうしますと、ほとんどの場合に視野の広さの点でも問題なく使えるようになります。ただ、シンメトリー(フレームの種類)の場合には、水平方向の長さが36mmしかありませんので、できるだけレンズを目に近づけても人によっては横方向の視野の狭さを感じてしまうかたもおられるかもしれません。あるいは、まつ毛がたいへん長いかたの場合には、目とレンズの間隔をあまり接近できない場合があり、その場合にも40mm程度のウスカルフレームでは、視野の狭さをおっしゃることがあります。ですので、シンメトリーも含めて、ウスカルフレームをお求めの際には、フィッティング後に、必要視野が確保されているかどうかをご確認いただいてた上で、ご注文をいただいております。なお、強度の老眼の場合で強度の凸レンズを入れる場合には、フレーム視野は水平方向でもシンメトリーの玉型サイズであるところの36mmも有れば十分ですので、ウスカルフレームによる視野の狭さというのは、まったく問題がないと言えます。ただしその場合には、フレームのFPDは使用者の近見PDと同じくらいのものを使いますので、外見的な顔に比べた大きさという点では、やや小さく見えるかもしれません。ただ、そういうメガネは、それを掛けて外出するものではないので、さほど気にされなくともよいかもしれません。ですので、近く専用のメガネでレンズが厚くて重くて困っておられるかたには、ぜひ一度シンメトリーを含めた
「ウスカルフレーム」をお試しいただきたいと思います。
(2)について
メガネにおきましては、強度になればなるほど、レンズが大きい場合には、重さだけではなく、周辺部での歪曲や色収差などによる見え方の不具合を感じやすくなるのです。ですので、強度のレンズのメガネの場合には、近視でも遠視でも、ウスカルフレームに入った小さめのレンズですと、自然に、レンズの性能の良い部分である中心部分を主として使ってものを見ることになり、違和感を感じやすい部分における『(収差の多い)レンズ周辺部の視覚』が排除されますので、普通サイズのメガネよりもむしろ快適な視界となって、目が疲れにくくなるなることが多いのです。
Ⅲ.ウスカルフレームの一例
Liplim リプラム
このウスカルチタンフレームは
モデル名を「リプラム」といいます。
穴空き型なので、いろんなレンズサイズにできるのですが、
推奨レンズサイズは 36ミリ~40ミリで、
レンズとレンズの間の幅が28ミリですので、
ややPD(瞳孔距離)が長いかた幹で、
ウスカルフレームのなかでは、全体的にもやや大きいので、
大きい顔サイズの人向けといえるでしょう。
そしてレンズカットは「理性的」をテーマとし、スクエア(四角形)の「穴空き型」ということで、独自の発想によって作られたかたちとなっています。リプラムは玉型の縦寸が28.5mmありますので遠近両用レンズも十分入ります。フレームそのものは、現代的なデザインを実現させたスタイリッシュなシェイプ。ウスカルメガネフレームとしては数少ないこれまでにない、フロントと腕の色合いが違う、というツートンカラー・タイプです。フロントの色合いと腕の色合いの調和を心がけ、バランスよい配色展開としています。
<度入りサングラス>
まぶしさや風の巻き込みなどを考えると、度付きサングラスかメガネの上から掛けられるタイプのサングラスを使った方がベターと思います。
Ⅰ.度付きサングラスの一例
RD:レーシングシリーズ ジオンレーシング
フレームカラー:ホワイトフレーム
SN 22 07 24 R1C サイド遮光可能
可視光線透過率:11%~21%
レンズ表面にきわめて薄い特殊なミラーコーティングを施したきれいなレンズで、その他カラーにレーザーオレンジがあります。
可視光線透過率28%。
複数のコーティンングによって高度な光学性を保ちながら、コントラストを高める働きがあります。遠近感や視界の明瞭さを強調するポリカーボネイト製のレンズです。
スポーツサングラスの基本的な機能の1つとして、状況に合わせたレンズ交換ができるサングラスが大切。
天気、時間等の環境によってレンズカラーを変えることも大切・・・こちらへ
自転車走行どきの両サイドの光・砂埃をシャットアウト!付属のサイドシールドは、サングラスと顔との間から差し込む有害な太陽光やそのギラつき、細かいゴミの巻き込み、砂埃などをのぞきます。カラーはレッド(FO 22 62 03)・ブラック(FO 22 62 00)・ホワイト(FO 22 62 09)の3色です。
眼鏡をかけている方への度つき対応サングラスとして!サングラスの内側にインナーフレームを入れることで、近視の方・乱視の方・遠視の方の度つき月レンズをセットすることができます。また、遠近両用レンズを入れることも可能です。最適な度つきレンズとしてはガラスや、一般プラスチックレンズではなく、UV対応付き強化プラスチック素材をお奨めいたします。詳しくは専門スタッフにご相談くださいませ。
360°調整可能です。テンプルのラバーに保護された部分は、わずかな力を加えるだけでお好みの形状に調整できます。この機能のおかげで、最高レベルの快適性と安全なフィッテングができ、レンズの曇りやテンプルのしめつけをなくすことができます。
ご自身で調整可能なノーズパッドで、快適な装用を可能にしました。そのため自転車の振動による鼻への負担を少なくでき女性に人気です。
Ⅱ.メガネの上から掛けられるサングラス
SW:OG3-0701 レンズカラー:シルバーミラー/スモーク
横幅×高さ(mm)サイズ:140×54 (内寸) フレーム素材:ポリカーボネート+ナイロン
有害な紫外線からしっかり眼を護る、眼鏡対応のオーバーグラスタイプです。包み込むようなフィット感を生み出すフレキシブルテンプル
レンズカラー:シルバーミラー/フラーレンブラウン
横幅×高さ(mm)サイズ:140×54 (内寸)
レンズカラー:偏光スモーク
横幅×高さ(mm)サイズ:140×54 (内寸)
レンズカラー:偏光ブラウン
横幅×高さ(mm)サイズ:140×54 (内寸)