スケートボード上達の 眼&トレーニング
日本でも一時流行のスケボー時代がありましたが、ここ数年弱冠低迷時代に突入していますが、公園や河川敷のコンクリート上で気楽に楽しむことができるスポーツだと思います。日本の法律上にスケートボードの定義は無いが、道路交通法で定められた禁止行為である「交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること」が公道上でのスケートボード禁止の根拠とされているようです。
①.静止視力 ②.動体視力 ③.眼球運動 ④.焦点調節/輻輳・開散 ⑤.深視力 ⑥.瞬間視 ⑦.眼と手・足の協調性 ⑧.周辺視力 ⑨.視覚化能力 ⑩.視覚集中力 ⑪.コントラスト感度 ⑫.光感度等が視機能としてスポーツどきに重要である。また他のスポーツ競技にとっても各視機能の重要性はとても大事です。
■スケードボード時の視機能
視機能が未熟なことは、スケートボードにおいては周囲に対する認識を遅れさせ、滑走に正確な判断を欠いたり、反応が鈍くなったりすることが考えられ、スケートボードの競技結果は必ずしも運動能力だけが原因とはいえず、視機能の未熟さもその一因であると思われる。
スケートボードの視機能の必要レベルを5段階で表示すると ①.静止視力=3 ②.動体視力=3 ③.眼球運動=3 ④.焦点調節/輻輳・開散=3 ⑤.深視力=5 ⑥.瞬間視=5 ⑦.眼と手・足の協調性=5 ⑧.周辺視力=5 ⑨.視覚化能力=5 ⑩.視覚集中力=5 であります。数値が大きい程重要度が増します。
■スケートボードにおいて目の役割が大切なシーンをご紹介いたします。
□オーバーフェンスに必要な深視力と眼と足の協調性
ボードと一体になりフェンスを飛び越えるこの技は、ジャンプのタイミングをつかむために、正確な距離の見きわめが大切です。深視力の能力が低いと、タイミングを逃してしまいます。また、深視力によっていくら正確なタイミングをつかんでも、ノーズを上げてすばやくジャンプ動作に入れなければ、オーバーフェンスはできません。つまり、眼と足の協調性が必要になるわけです。
この視機能はトレーニングによって改善できること
壁に向かって立ち、後ろからパートナーにボールを投げてもらい、壁に当たったボールをキャッチします。ボールのコースが予測できないので、壁に当たった位置を眼で見た瞬間に、キャッチ動作に入らなければなりません。初めは壁から離れて立ち、次第に壁の近くに立つようにします。一人でやるときは、壁も背にして立ち、後ろ向きでボールを投げて壁に当て、跳ね返ってきたボールをキャッチします。
サッカーのボールリフティングを、2人で行います。ボールが地面につかないよに、足でボールを拾いまくり、正確に相手に返すようにしなければなりません。静止視力を低下させる近視、遠視、乱視などは、トレーニング効果がほとんどありません。静止視力検査で、これらの異常が明らかになったときは、すみやかにレンズによる矯正をしてください。また、左右両眼の視力差が大きいときも、矯正して視力差をなくさなければなりません。
たとえば、バックサイドオーリーボードフィリップエアーなどといった複雑な離れ技があります。バックサイドオーリーで一度空中に飛び上がり、空中でフラット系のボードフリップ技をまじえるわけですが、このような複雑なパフォーマンスを成功させるには、技に入る前に、しっかりと頭の中で技のイメージを思い描いておくことが大切です。つまり視覚化を十分に行うことにより、瞬時に多くの技を間違いなくこなすことができるのです。
この視機能はトレーニングによって改善できること
幼いころのなつかしい風景をできるだけ細かく具体的に、頭の中でよみがえらせます。ペンキのはげたジャングルジム。自転車で渡ろうとして転んだドブのみぞ。頭から落ちたことのあるブランコ。すべり台の向こうに見えたまっ赤な夕焼け。そんなことを思い浮かべるだけでも、視覚化する感覚を養えられます。体力トレーニングと同様に、継続することが肝心で、特効薬的な効果を持つものではないので、地道にコツコツと続けるこうが大切です。
パフォーマンスやトリックメイクのフォームが自分の頭の中で、具体的に精密にイメージできないと、実際の場面でも完璧を期することができません。スノーボードに乗っているリアリティーを感じながら、各種パフォーマンスを頭の中で描いてみるトレーニングを行います。
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