スキー&スノーボードゴーグルと視機能 AD:a183
スキー&スノボ時のゴーグル&度付きゴーグル
スキー競技と一口にいってもその種類は多く、滑降、大回転、回転のアルペンスキー、距離、ジャンプ、複合のノルディックスキー、モーグルなどがあります。とくにすぐれたスポーツビジョンを必要とするのは、スピード系のアルペン三種目とジャンプ、モーグルでしょう。「静止視力」の重要度が高いのは、スキーでは「コントラスト感度」が視覚情報を得るための基礎的な力となるからです。目標は動かなくても、自分が高速で移動するので、「動体視力」は欠かせません。すばやい「眼球運動」と「瞬間視」により旗門を確認し、「深視力」によって旗門の位置や自分と旗門との距離感をキャッチすることも大切です。
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スポーツとビジョンは、切っても切れない関係。 視界、保護機能、フィット感、そして、耐久性というアスリートたちからの要求を満たすために開発されたギア。
■a182ゴーグルのご紹介
AD:pinner a183 51 6067
フレームカラー:トランスペアレントブルー
レンズ種類:LSTアクティブS
■a183ゴーグルの特徴
a798(オプション)
高い性能を持ったアディダスゴーグルをメガネが必要な方にも簡単に使用できるように作られた視度調整オプティカルクリップです。超軽量でありつつレンズ面積が広く、ぴったりとフレームに合体し、激しい動きにもぶれません。
・LST Active S Lens PC Twin Filter
フラットなLSTアクティブSレンズ。明暗の変化を調整し、常に視覚コンディションを良好に保つ。
・Performance Insert Available
眼鏡が必要な方に、度付きパフォーマンス、インサートa798を装着可能。
フレームに戦略的に配置されたベンチレーターによってレンズの曇りを排除してクリアな視界を常に確保。
・Quick Change Lens System Lens Variation
多彩なレンズバリエーションを用意。変化するあらゆる光のシーンに対応することができる。また、レンズ交換は驚くほど簡単。
多彩なレンズバリエーションを用意。変化するあらゆる光のシーンに対応することができる。また、レンズ交換は驚くほど簡単。
・antifog spare lens quick spare lens スペアレンズ(オプション)
antifog spare lens LST active mirror
光線吸収率:ゴールド86% シルバー83%
高い光線吸収率にもかかわらず明るく見える。
光線吸収率:40%
高い光線吸収率にも関わらずとても明るく、霧や弱い光の中で良く見える。
光線吸収率:85%
高い光線吸収率にも関わらずとても明るく見える。
■a184ゴーグルの他のカラー
フレームカラー:トランスペアレントレッド
レンズ種類:LSTアクティブS
フレームカラー:シャイニーブラック
レンズ種類:LSTプライトS
フレームカラー:シャイニーホワイト
レンズ種類:LSTプライトS
フレームカラー:マットグレイ
レンズ種類:LSTプライト
フレームカラー:ライムグリーン
レンズ種類:LSTアクティブS
フレームカラー:ライムグリーンティアオフ
レンズ種類:クリアーティアオフ
■ スキー、スノーボード時の視機能
スキーの視機能レベルを5段階で表示すると ①.静止視力=5 ②.動体視力=5 ③.眼球運動=5 ④.焦点調節/輻輳・開散=3 ⑤.深視力=5 ⑥.瞬間視=5 ⑦.眼と手・足の協調性=5 ⑧.周辺視力=5 ⑨.視覚化能力=5 ⑩.視覚集中力=5 であります。
□眼の視機能項目
①.静止視力:
止まっているものを見きわめる能力。スポーツに必要な見る能力の基礎。
②.動体視力:
目の前に近づいてくるものや目の前を横切るものをしっかり見る能力。
③.眼球運動:
高速で動くものを目で追いかける能力。
④.焦点調節/輻輳・開散:
遠近を交互に見るときに、すばやく眼のピント合わせをする能力。
⑤.深視力:
距離感や位置のちがいを正しく見きわめる能力。
⑥.瞬間視:
一瞬見て多くのものを見きわめる能力。
⑦.眼と手・足の協調性:
見て得た情報により、手や足ですばやく反応する能力。
⑧.周辺視力:
眼のはし(視野の周辺)に映るものをキャッチする能力。
⑨.視覚化能力:
プレー、パフォーマンスを頭の中で想い描く能力。
⑩.視覚集中力:
あらゆる見る能力を最大限に発揮するための集中力。
⑪.コントラスト感度:
わずかなコントラストのちがいを見分ける能力。
⑫.光感度:
暗さやまぶしさの中で視力を発揮する能力。
等が視機能としてスポーツどきに重要である。
その他:利き目と利き手・足の関係
プレー、パフォーマンスに、有利不利が生まれる。
□雪面状況を正確にキャッチするための静止視力:
晴天の朝夕は、斜光線によって雪面の凹凸がわかりますが、日中、霧中、降雪中は影ができないので、凸と凹のほんのわずかなコントラストの差により、雪面状況を判断しなければなりません。そんなとき重要なのが、「静止視力」です。一般的には静止視力がよいほど、コントラスト感度は高まります。雪面状況が正確につかめないと、エッジングやストック操作が遅れ、タイム・ロスをしたり、ときには転倒することもあるでしょう。
□コース取りの瞬間的な選択に欠かせない動体視力:
目前の旗門に対して、どういう角度で通過するか、次のコブをどう超えるかなど、アルペンスキーでは、次々にあえあわれる旗門や雪面状況に、どのようなコース取りをして対処するかが、タイムを縮める重要な要素となります。旗門やコブへの対応は、止まっている状態なら静止視力がよいだけで十分ですが、時速100㎞前後で疾走しながら旗門や雪面状況を見きわめるには、すぐれた動体視力を必要とします。
□眼球運動と瞬間視がスキー操作のタイミングを決める:
とくにアルペン三種目では、旗門、斜面状況、木やネットなどの障害物を瞬時に見て必要な映像情報をインプットし、エッジング、ターン、ストックワークなどで対応しなければなりません。このとき必要とされるのは、いろいろな目標を次々に中心視野でとらえていく眼球運動であり、瞬間的に見える映像から、多くの必要情報をキャッチする瞬間視の能力です。眼球運動だけを頼りにすると、めまぐるしく接近する旗門や斜面状況に対応が遅れがちになることがあるでしょう。ソフトフォーカスで周辺視を行い、できるだけ広い範囲の映像情報を意識的にキャッチし、スキー操作に生かさなければならないこともあるはずです。また、周辺視により、身体バランスがよくなることもあるのです。
□ストックワークを的確にする眼と手の協調性:
スキーのレベルは、ストックワークでわかるといわれています。上級者ほど、斜面に応じた的確デシャープなストック操作を行うことができます。次のターンの先行動作となるストックワークの確実性は、正確に眼で斜面状況をとらえ、その状況に応じてすばやく手で反応できるかどうかにかかっています。つまり、眼と手の協調性が、この技術を支えているといえるでしょう。