度付きスポーツグラス&メガネと目の保護グラス

例えば、サバイバルゲーム時の保護メガネや、サッカー・バスケットボール・ラクロス・アメリカンフットボール時等の度付きゴーグル、学校・クラブチームのスポーツによる眼損傷の予防としての保護用度入りグラスをご提案。

スポーツ用グラスと視力と視機能について

子供から大人までの野球、ゴルフ、スキー、オートバイ、サーフィン等のスポーツ競技は、運動能力だけでなく、目の能力も大変重要と言われています。この様な競技に合ったスポーツグラス選びも大切です。

スポーツグラス度入りの選び方

スポーツの競技(種目)をされる方が全員「目が良い」とは限りません。スポーツ競技時のメガネのフレームやレンズ、サングラスの度付き選びは、競技におけるパフォーマンスの成果が違ってくることご存知ですか。

スポーツゴーグル、サングラス、メガネ等取扱品

スポーツ競技に合ったサングラス、ゴーグル、保護グラスや、普段眼鏡を掛けておられる方に合ったメガネ、度付きサングラス、度入りゴーグル等、様々な競技用途に合った、フレームやレンズ、カラー特性選びをご提案。

スポーツグラス相談室 

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眼に与える有害な紫外線&青色光

2010年12月22日 – 5:51 PM

■太陽光には・・・

太陽光の中には、紫外線、可視光線、赤外線といった光線が含まれ、その光線をnmという記号で測定して表します。
紫外線 280nm~400nm(眼には見えない)
可視光線 400nm~800nm(眼に見える光線)(紫・藍・青・緑・黄・橙・赤)
赤外線 800nm~400000nm(眼には見えない)

■紫外線(UV)とは・・・

紫外線とは400nm以下の波長をいいます。紫外光いわゆる可視光線の外側(短波長側)に位置するためこう呼ばれています。そしてこのUVはCIE(国際照明委員会)やWHO(世界保険機構)で、波長によりABCに 分類されております。紫外線UVーCはオゾン層に吸収されますが、UV-A(315nm~400nm)は水晶体への日々の蓄積により白内障を誘発することがあり、また、UV-B(280nm~315nm)は角膜に吸収され、角膜炎をひきおこしたりするといわれています。最近では特にこのUVによる人への悪影響について深刻に受け止め、オーストラリア政府など国をあげての活動も活発になっているよyです。

■紫外線照射量(UV-B)

紫外線のピークは5月~8月。一日のうちでは10時~14時が用心タイムです。

 海や山のリゾート地はもちろん、街中でも、そして窓ガラス越しの部屋の中でも、私たちは紫外線を浴びています。しかもそれは真夏だけでなく、年間を通してです。紫外線の量のピークは、季節で言えば5月~8月。1日のうちでは10時~14時。お勧めの方ならランチタイム、主婦なら洗濯物を干したり、買い物にでかけたりする時間帯です。わずかな時間でも、油断禁物。ふだんからの紫外線対策を心がけたいですね。

■眼に与える有害な紫外線<標高が1000メートル上がれば紫外線は10%増加>


上記記述したように、太陽光には有害な紫外線(280nm~400nm)UVA(320nm~400nm)とUVB(280nm~320nm)の紫外線があります。目に与える影響も大きく、
UVAが与える眼の病気 :白内障
UVBが与える目の病気 :角膜炎・瞼裂斑等があります。

■青色光のこと

紫外線は眼に有害であることは多くの方は知っておられますが、見逃してならないのが、可視光線であっても波長の短い「青色光」までは、弱いながらも人体に化学反応を起こす力がある点です。(上記表380nm~495nm)つまり可視光線は眼の奥にある網膜まで届くために、この青色光による眼の対策は考えることが重要です。

青色光が与える眼の病気:黄斑変性・加齢黄斑変性

■紫外線はどれだけ浴びると危ないか?

紫外線はどれくらいの量を浴びると危険なのだろうか。職業や生活の仕方の違いによって当然、その量は変わってくる。その違いを調べ、浴びた紫外線量と白内障、皮膚がんといった紫外線障害発症の関係を究明する疫学調査がスタートした。

気象庁の紫外線観測:紫外線には、波長の違いによって性質の異なる次の3種類がある。まず、UV-A、これは波長320nm~400nm(ナノメートル=10分の1m)のものを指し、オゾンにはほとんど吸収されず、地上に降り注いでいるが、UV-Bに比べると生体への悪影響ははるかに少ない。UV-Bは波長が280~320nmのものをいい、オゾン層でかなりの部分が吸収される。これを大量に浴びると、白内障や皮膚ガン、免疫機能の低下が引き起こされることが分かっている。そしてオゾン層の破壊で、その地表到達量が増加し、これらの障害も増えてくるこtが懸念されているのだ。UV-Cは波長100~280nmで、細胞障害性が最も強いが、オゾン層で吸収され地表には届かない。これら3種類の紫外線のうちで最も注意しなければならないのが、UV-Bである。気象庁ではこのUV-Bを監視するため、1990年から波長別に地上に降り注ぐ紫外線量の観測を開始した。観測地域は札幌、つくば、鹿児島、那覇の4地域。この観測によって、各地域における季節や時刻、年ごとのUV-B量の分布状況が明らかになった。93年末までに4地域で観測されたUV-Bの日積算値の最大は、93年7月に那覇で観測された47KJです。観測によって得られたデータをもとに、気象庁ではUV-B量を算定する経験式を決め、これに基づいて観測を始める以前の81~91年のUV-B量を推定し、これらの推定値を90年から93年末までの観測地と比べている。その結果、オゾンの減少によるUV-B量の増加を示唆するような値は見られなかった。しかし、オゾン全量は全地域規模で減少傾向にあることは確認されており、今後、UV-Bの地上に到達する量が増加する懸念は依然としてある。気象庁は今後もUV-Bの監視を続けていく予定である。