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大きいメガネフレーム アインケーゼ

2010年1月1日 – 2:38 PM

アインケーゼ
(Einkase)

 

大きいセルフレームで、
オリジナルフレーム『アインケーゼ』が
完成しました
 
設計者:岡本真行
 

サイズは 61□17 で、レンズカーブ緩(ゆる)めのため、
フレーム総横幅がかなり広くなり、
相当な大型サイズとなっています。
色は5色展開となっています。
(フレーム総横幅は160mmです)

 

 

今回は「ドイツ風」のセルフレームの造形をめざし、
フレーム上部に「斜めカット」を入れ、
ハイセンスかつ、流行を上回る普遍性への挑戦
を意識。

シャープな造りと、
遠近両用でも対応するレンズ上下幅を
持つ、利便性の高いモデルです。

フレームカラーも、
きわめてオーソドックスな
基本的オシャレカラーを選定。

 



やや薄めの茶色のハバナといった、
希少性の高いカラーも製作。
フレームデータ

オリジナルフレーム  アインケーゼ

[サイズ]

サイズ 61□17 天地33
フレーム総横幅 160mm

メーカー参考小売価格 ¥28000+消費税

 


ブラック (M59-551)

基本の黒にして、
永遠の定番カラー。

フロント上部の「斜めカット」によって、
ゴツさを感じさせないシャープさを
手に入れています。

レンズカーブが緩(ゆる)いため、
サイズの数字よりも、
大きいメガネに感じられる、
といった特色があります。

腕は、
やや太めのものを選び、
安定感を重視しています。



雄大なスタイル性
(画像のアインケーゼは、 M59-551 黒 です)


ゴツさを感じさせないシャープさ
(画像のアインケーゼは、 M59-551 黒 です)
フロントの中央部は、
フラットな仕上げにしており、
クールさを際立たせています。

ドイツの古来からの
メガネのスタイル性を参考にして、
現代のセルフレームとして
造形をしています。

モデル名の「アインケーゼ」とは、
ドイツ後で「1」を意味する
「アイン」に、
チーズのような「四角い切れ端」を
数える時の語句「ケーゼ」を
つなぎ合わせた造語です。

「ひとかけらの四角い切れ端」
という意味合いになります。



クールなフロントフェイス
(画像のアインケーゼは、 M59-551 黒 です)


ドイツ眼鏡の古来のスタイル性を踏襲
(画像のアインケーゼは、 M59-551 黒 です)
鼻パッドも、
設置位置をしっかりと吟味し、
最適と思われる場所に付けています。

店頭にて、鼻パッドに
熱を賭けて曲げたり、
他の形状のパーツに張り替えたりなど、
各種の調整手段も充実。



鼻パッドも、しっかりと吟味
(画像のアインケーゼは、 M59-551 黒 です)

黒クリア (O-9197T)

表面は黒、
裏側はクリア。

この組み合わせにより、
前から見れば、
一見して普通の黒メガネですが……



一見して普通の黒メガネですが
(画像のアインケーゼは、 O-9197T 黒クリア です)
上から見れば一転、
透明感のある
軽快な雰囲気に様変わりします。

この若々しいイメージは、
オールブラックのアインケーゼとは、
ひと味ちがったものとなっています。

上半分のゴツいデザインの
アインケーゼのスタイルにあって、
上半分の軽快なカラーリング。

その表情はときおり、
シャープでスマートなメガネと
同様のすっきりスマートな印象となります。

素材の質感を前後で違えることによって、
遊び心を感じさせます。

フロントのフラットな造形との組み合わせで、
日本のセルフレーム・メガネスタイル
とは少し違った、
独特な風合いを醸(かも)しだします。



透明感のある軽快な雰囲気に
(画像のアインケーゼは、 O-9197T 黒クリア です)


すっきりスマートな印象
(画像のアインケーゼは、 O-9197T 黒クリア です)


独特な風合いを
(画像のアインケーゼは、 O-9197T 黒クリア です)

ライトブラウンハバナ (H13-009)

セルフレームの世界でよく見られる、
ダークブラウン系の茶色よりも、
こころもちライトなブラウンです。

マダラ模様となっていることで、
クラシック感を持ちつつも、
透明感あるアンティーク・スタイルを
表現しています。

このライトブラウンは、
フロント(前部分)の色合いに比べて、
腕の色がわずかに
明るく感じられます。

金属の芯が少し透けて見えていることで、
そのように見えているのです。

「紙巻きタバコ」を意味する
「ハバナ」と呼ばれる、まだら模様は、
クラシック系の茶色には欠かせないディテール。



こころもちライトなブラウン
(画像のアインケーゼは、 H13-009 ライトブラウンハバナ です)


「ハバナ」と呼ばれる、まだら模様
(画像のアインケーゼは、 O-9197T 黒クリア です)

ブラウン横流れ (H12-083)

セルフレームの世界でよく見られる、
ブラウン系の茶色です。

マダラというよりは、
横方向への流れ模様となっており、
マダラ模様よりも
若々しいイメージを持っています。

標準的な濃さの「ブラウン」だけあって、
芯がそこまでは透けていない、
という、安定性を重視した色合い。

今回のアインケーゼの中では、
特に保守的な雰囲気の強い
カラーとなっています。



横方向への流れ模様
(画像のアインケーゼは、 H12-083 ブラウン横流れ です)


安定性を重視した色合い
(画像のアインケーゼは、 H12-083 ブラウン横流れ です)


保守的な雰囲気
(画像のアインケーゼは、 H12-083 ブラウン横流れ です)

グレークリア (M59-037T)

かなり明るめの
クリアグレーです。
ほんのわずかに青みがかっているようにも、
見えます。

フロントは、
透明感を何よりも重視し、
腕は濃いめの、
同系統の色のグレーを使用して、
芯の透けすぎを
防止しています。

芯が透けすぎると、
軽くなりすぎて
カジュアルになりすぎてしまうのですが、
芯が透けすぎないことで、
アンティーク系の「らしさ」を
保つことに成功しています。



かなり明るめのクリアグレー
(画像のアインケーゼは、 M59-037T グレークリア です)


アンティーク系の「らしさ」を保つことに成功
(画像のアインケーゼは、 M59-037T グレークリア です)
 

アインケーゼ
各カラー紹介


ブラック (M59-551)



黒クリア (O-9197T)



ライトブラウンハバナ (H13-009)



ブラウン横流れ (H12-083)



グレークリア (M59-037T)
正面写真 : 岡本 真行