スキー、スノーボード度付きサングラス
ウィンタースポーツ時度入りスポーツサングラス
スキーやスノーボード、冬山登山など、ウィンタースポーツにおいては目が悪くなくてもサングラス、ゴーグルは必需品です。特に、普段メガネを掛けている方にとっては、度付きサングラス、度付きゴーグル、ゴーグルの中に度入りインナーフレーム、度入り眼鏡を掛けた上からのサングラス等が考えられますが、ここでは、スポーツ用サングラス(フロントカーブが強い)に直接度付きレンズを入れて製作する方法のご紹介です。
あまり知られていないかも知れませんが、目とスキーの関係はとても深いものです。例えば、
□雪面状況を正確にキャッチするための静止視力
晴天の朝夕は、斜光線によって雪面の凹凸がわかりますが、日中、霧中、降雪中は影ができないので、凸と凹のほんのわずかなコントラストの差により、雪面状況を判断しなければなりません。そんなとき重要なのが、「静止視力」です。一般的には静止視力がよいほど、コントラスト感度は高まります。雪面状況が正確につかめないと、エッジングやストック操作が遅れ、タイム・ロスをしたり、ときには転倒することもあるでしょう。
□コース取りの瞬間的な選択に欠かせない動体視力
目前の旗門に対して、どういう角度で通過するか、次のコブをどう超えるかなど、アルペンスキーでは、次々にあえあわれる旗門や雪面状況に、どのようなコース取りをして対処するかが、タイムを縮める重要な要素となります。旗門やコブへの対応は、止まっている状態なら静止視力がよいだけで十分ですが、時速100㎞前後で疾走しながら旗門や雪面状況を見きわめるには、すぐれた動体視力を必要とします。
□眼球運動と瞬間視がスキー操作のタイミングを決める
とくにアルペン三種目では、旗門、斜面状況、木やネットなどの障害物を瞬時に見て必要な映像情報をインプットし、エッジング、ターン、ストックワークなどで対応しなければなりません。このとき必要とされるのは、いろいろな目標を次々に中心視野でとらえていく眼球運動であり、瞬間的に見える映像から、多くの必要情報をキャッチする瞬間視の能力です。眼球運動だけを頼りにすると、めまぐるしく接近する旗門や斜面状況に対応が遅れがちになることがあるでしょう。ソフトフォーカスで周辺視を行い、できるだけ広い範囲の映像情報を意識的にキャッチし、スキー操作に生かさなければならないこともあるはずです。また、周辺視により、身体バランスがよくなることもあるのです。
□ストックワークを的確にする眼と手の協調性
スキーのレベルは、ストックワークでわかるといわれています。上級者ほど、斜面に応じた的確デシャープなストック操作を行うことができます。次のターンの先行動作となるストックワークの確実性は、正確に眼で斜面状況をとらえ、その状況に応じてすばやく手で反応できるかどうかにかかっています。つまり、眼と手の協調性が、この技術を支えているといえるでしょう。
以上のように、スキーにおいては視力や視機能はスキー技術において重要です。
スキーやスノーボード、登山どきに優れた度付きスポーツサングラスを作るためには、細部まで注意を払うべきです。例えば、フレームにおいては快適な装用感を得ることが出来るなどを考慮した形状、衝撃に強いフレーム。そして数あるレンズの中でも安全なレンズであり、レンズの曇りが最小限、遮光性と鮮明度の両立を確保されたレンズ等、その機能を十二分に生かしたNXTレンズをお奨めいたします。このレンズの原理は、光を拡散して視認性を弱める性質のあるブルーライト(青色)を抑えることでコントラストを高めるというもの。この奉仕では色の見え方(色知覚)をゆがめない範囲でブルーライトを抑える必要があり、また結果的に赤の波長を強調する傾向が生じるため、高いコントラスト性は限られるものの、より優れた鮮明度や疲労抑制という面で一定の限界がありました。こうした課題をクリアするために生まれたレンズが、ICRX NXT HCDです。また、今までのサングラスレンズ(CR-39、ポリカーボネート)よりも耐衝撃性、軽量さ、耐久性を持ち、CR-39と同じレベルの光学クオリティを発揮する素材として登場したレンズです。
ここでは、特に、スキー、スノーボード、冬山登山ときに適した、サングラスレンズ及び度入りサングラスレンズのご紹介をさせて頂いています。
ウィンタースポーツに適した度付きサングラスレンズ
N X T
イタリア製(IC JAPAN) 度付き対応サングラスレンズ
(クリアレンズの場合TRI)
■眼鏡用レンズ(度付きスポーツサングラス)として史上最強の素材:
40年以上前にCR-39とポリカーボネートが開発されて以来、素材面において飛躍的な進歩を見せなかったプラスチックレンズ。そうした中で、ポリカーボネート、アクリルを超える軽量さ、耐衝撃性、耐久性を持つ次世代のマテリアルとして登場したのがNXTです。
NXTポリマーは、米陸軍による超軽量防弾プロテクター開発プロジェクトから生まれた素材であり、開発を委託されたSIMULA Incは、陸軍との契約が終了した後に高性能レンズの大手=インテルカスト・ヨーロッパ社と新たに提携。「歪みや劣化の少ないハイクオリティな光学特性」「丈夫でありながら非常に優れた軽量性」という特質を最大限に活かしたサングラスおよびシールド用素材の開発に成功したインテルカスト・ヨーロッパ社は、現在ではNXTの製造権を有する世界で唯一の企業なのです。
<スキー時にに適したサングラスレンズその一例>
NXT HCD PLUS55
霧や曇天時などに優れた視認性を発揮。
光の変化にも眼をスムーズに適応させるHCDレンズ。
・光マネジメント技術=LMTシステムで作られたHCD(High Contrast Definition)レンズです。人間の色の知覚となる三原色=「赤」「緑」「青」が区別しにくくなる領域の波長をピンポイントで抑制。網膜が本来感じている色を脳が正確に識別できるようにして、ストレスのない、ハイクオリティなカラーコントラストの実現に役立ちます。
・霧や雨や曇天などのように色コントラストが低い条件のもとで解像度がアップするよう設計されています。悪天候時のスキー、街中、森や田畑に囲まれた場所でのドライビング、サイクリングに適し、また日陰から日向へなど強力な光の変化に対しても眼のスムーズな適応を容易にします。
・世界的サイクリング・ライダーとの共同開発されたレンズがベースです。英国ウェストミンスター大学で実施された比較試験では、裸眼で車を運転した場合に比べて像のコントラストがはっきりし、反応時間を50%以上短縮するという結果を得ています。
NXT HCD WINTERSUN
直射日光や照り返しのある環境で威力を発揮。高い光度下でも長い時間使用できるHCDレンズ。
・光マネジメント技術=LMTシステムで作られたHCD(High Contrast Definition)レンズです。人間の色の知覚となる三原色=「赤」「緑」「青」が区別しにくくなる領域の波長をピンポイントで抑制。網膜が本来感じている色を脳が正確に識別できるようにして、ストレスのない、ハイクオリティなカラーコントラストの実現に役立ちます。
・高い山や真夏の海岸、晴天時の雪上など、澄んだ太陽光や強い照り返しのある眩しい環境に対応するレンズで、日差しの中の長時間運転にも優れた選択となります。強い光をシャットアウトしながら忠実な色彩を保ち、色コントラストを改善して反応時間を短縮、快適な視野を維持します。
・太陽光は、495nmまでの青紫光=HEVにも高いエネルギーを持ちます。これらが強い場合は眼にダメージを与えますが、これを完全にカットすると青色が認識できなくなります。このレンズは色識別に影響を与えない程度に青紫光をフィルター除去します。
度入りウィンター用スポーツサングラスの見え方をサポート
メガネのアマガンは、スポーツサングラスを「フロントカーブの強い」デザインを総称してスポーツ用サングラスと呼んでいます。そこでこのスポーツ用サングラスに度数が入ったレンズで掛けると「見え方」や「装用感」に問題が生じるために、この問題を少しでも最小限にして,快適に掛けられる度付きスポーツサングラスをご提案しています。また、フロントカーブの強い度入りスポーツサングラスを掛ける場合のもう1つの問題に、レンズが「欠けやすい」「キズが付きやすい」等、耐久性の弱さがあります。一般の度付きサングラス(フロントカーブが弱い)の素材は、CR39、アクリル、ポリカーボネートといった素材を使用しています。フロントカーブが強いサングラスにこのような素材を使用することで見る物が歪む」「眼精疲労がある」など、問題があります。
逆に、スポーツサングラスの良いところとしては、フロントカーブが強いために、顔を覆った装用になるので、横からの光、埃や花粉等が侵入することがなく、集中力を切らすことなく競技が行えることだと思います。
また、目から紫外線が入ることで脳下垂体などで疲労物質が出るということが研究結果で分かってきました。つまり、サングラスをかけて走った方が、疲労がすくないわけです。その他、紫外線が目から入ると肌が黒くなってしまいます。メラニンを身体の中で作ってしまうんですね。それで結局肌が黒くなってしまいます。だから、いかに日焼け対策で肌に日焼け止めのクリームを塗っても、黒くなってしまうんですね!そういうことも分かっています。これも公式的に発表されています。
<その他、競技に合ったスポーツグラス度付き>
兵庫県の西は神戸市、西宮市、芦屋市と東は大阪市、北は川西市、宝塚市、伊丹市の間における阪神間の中心地尼崎市において、競技に適したスポーツサングラス・度付きスポーツ用サングラス専門店として60年間営業しているメガネのアマガン。
競技に合ったスポーツメガネ、度付きスポーツグラス、度入りスポーツサングラス等(左のアンダーライン部分をクリックしてください。)メガネのアマガン センター店にて製作された度付きスポーツメガネ、スポーツグラス、スポーツサングラス方々の感想や、新しい商品の情報をいち早くご紹介しています。