度付きスポーツサングラス自転車用 WS:QUAD
自転車でツーリングの季節になってきました。
今まで難しかったスポーツサングラス(カーブが強い)に、直接度付きレンズを入れることが可能な度数設計(度数補正)、及びレンズ加工ができます。
度入りスポーツサングラスの技術が進化しました。
自転車(ロードバイク)どきの度付きスポーツサングラス
普段の度入りスポーツメガネとしても可能
従来のレンズ設計では、 スポーツサングラスデザイン(フロントカーブが強い)に直接度入りすることによって、側方視でゆがみを感じたり、足元の距離が違ったりするなど見え方に関して一般的なメガネと違う点が多々あったのですが、今回ご紹介させていただく直接度付きレンズをスポーツサングラスに入れて製作する新しい設計の度入りスポーツサングラスです。ただし、全く側方視でゆがみを感じたり、足元の距離が違ったりするなどが無くなるのではなく、今までのレンズよりも快適になったことのご紹介す。
ハイカーブレンズを使用する、一般的なスポーツサングラスでは、フレームの反り(レンズの角度)の大きさにより、像のズレ(プリズム)が発生し、ブラインドスポットの発生や眼精疲労の原因にもなっています。
■フレームカラーの種類
フレーム素材:TR90LX
フレーム素材:TR90LX
フレーム素材:TR90LX
フレーム素材:TR90LX
フレーム素材:TR90LX
フレーム素材:TR90LX
また、度なしのサングラスとしても今までのレンズと違って、Carl zeiss Vision Sunlens社のプリズムオフセットレンズを採用し、これまでのハイカーブレンズの課題だった周辺部分の像のズレの原因となるプリズム作用を軽減。裸眼に近い幅広い視界を確保することが可能になった。一般的にスポーツサングラス等のハイカーブレンズを使用すると、フレームの反り角と視線と光軸の不一致が発生し度数誤差や像のズレ(プリズム)が発生、光学特性の不適合が発生します。プリズムは視野が狭くなり、眼精疲労の原因にもなります。 ディセンターレンズの技術を使用した場合は、レンズ中心部分を使う視線では像のズレは解消できますが、レンズの周辺部分から見る視線の場合は像のズレやプリズム現象を解消する事は出来ません。 プリズムオフセットレンズは視界の広範囲で計算された独自のプリズム補正プログラムとレンズ面前領域で詳細に計算された特殊設計により、像のズレの原因となるプリズム作用を減らした事によりレンズ中心部から50㎜の範囲で正確性を確保し20%視野拡大が可能になり、裸眼に近い視野が確保され、快適な視野得られます。
■例えば自転車と度付きサングラスの関係
ロードバイク(自転車)走行を楽しんでいらっしゃる方には、普段、眼鏡を掛けている方や掛けていない方にとって、路面の変化、太陽からの眩しさ、対向車などの乱反射、砂埃対策など様々の外的環境の対策を行うことで、安全な走行が可能になります。これらの目的に欠かすことが出来ないサングラス。
特に、自転車競技は、常時高いスピード領域の中でせめぎ合う競技。ですから勝敗を分けるパフォーマンスとして、全身の筋力の強さはもちろんのこと、それ以上に必要となってくるのが”クリアな視界”です。特に自分がやっているロードレースは、他の選手たちと密集する集団の中でせめぎ合うことが多いので、アクシデントやトラブルを回避するためにクリアな視界が要求されます。また視界が悪いとそれがストレスの原因となり、レースの結果に響いてきます。ここでいうストレスとは、視界を防げる煩わしい状況のこと、例えば下りでは時速100㎞に迫る速度域となるので、身体、特に顔にかかる風圧は皆さんが想像している以上にキツくなります。眼が開けられないほど、という感じ。それと太陽光。オーストラリアなど南半球のレースでは、強烈な陽射しと紫外線で眼が開けられないほどの厳しいコンディションとなります。逆にアジアのレースは、空気が濁っていて霞がかかったような視界になります。強烈な風や光など、視界にとって煩わしい状況を回避し、どのようなコンディションでも常にクリアな視界を確保するため、自転車競技ではアイウェアが必須となります。しかし、ただ眼を覆えば何でもよいわけではありません。自分がこの競技を始めた時からOKALEYのアイウェアを使用しています。それはOKALEYのレンズが競技特性にフィットするからなんです。例えば「ツール・ド・北海道」のような長丁場のレースでは多種多様なステージを走ります。なかでも山岳ステージは、木陰やトンネル等、視界が暗くなったり、かと思えば突然明るくなったりします。しかしその都度レンズを変えることはできませんし、つづら登りのステージは勝負所だったりします。ですjから自分はどんな過酷な環境や状況でもハイビジョンのような視界を確保できるOKALEYを選びました。特に「Photochromic」という調光レンズは、明るい場所では紫外線を吸収し、自動的にレンズカラーが暗くなり眩しさを緩和してくれます。逆に暗い場所では薄くなり、視界からしっかりとした路面情報を捉えることができます。多種多様なシーンにたった1枚のレンズ対応できる簡便性と、どんな悪条件でも常にクリアな視界を確保できるこのレンズテクノロジーは、自転車レースにおいて勝利に直結するテクノロジーだと思います。<この8人のアスリートはなぜ、ハイビジョンのような視界を求めるのか?より>自転車競技選手:盛一大選手
■このスポーツサングラスにセットされたハイカーブ度付きレンズについて・・・
・度付きレンズで、「カーブの深いフレームのもつファッション性(スポーツサングラス)を楽しみたい」というニーズ に、出来る限りお応えするための新設計レンズ。フレームにフィットする美しいカーブ感はもちろん、視野が広く見え方も快適な、新しい非球面レンズです。
■一般のサングラスフレームやスポーツサングラスフレームに、最適な選べる3タイプを用意しました。 カーブの深いフレームの持つファッション性をお楽しみいただけます。 ・選ばれたスポーツサングラスに入れる度数や、フレームのカーブに合った最適設計により、歪みやボケを極限まで抑えて、すみずみまで自然な視野を実現。深いカーブの球面レンズで、違和感の基となる「独特の収差」を、モードサンクは改善。広い視野を確保して、眼の動きに自然に対応します。
■スポーツサングラスにおいて重要なそり角
例えば、サングラスフレームでそり角は15°とした場合。この角度は当店スポーツサングラスレンズ設計に欠かせない「当店仕様そり角簡易測定チャート」が快適な度付きスポーツサングラスとして製作できるかどうかの重要なポイントになります。この角度により同じレンズであっても眼に対する度数効果が変化(体感度数が変化)するため、お客様それぞれに合わせたレンズ設計の重要な要素とも言えます。
・強度の方にも最適設計
広い制作範囲を実現。強度の方にもご満足いただけます。S-8.00まで対応可能。(屈折率1.70の場合)
■理想的なスポーツサングラスの条件
1.UVB(280~315nm)透過は5%以下、とくに310nm以下は1%以下。
2.UVA(315~400nm)透過は10%以下、必ず最大可視光線透過率を下まわる。
3.眩しさを感じさせるブルーライト(400~500nm)透過は10%以下、必ず最大可視光線透過率を下 まわる。できれば最大可視光線透過率の25~50%が望ましい。
4.砂漠、登山の強い日差しのもとでの長波の可視光線(500~760nm)透過は15%以下。
5.できれば(760nm以上の)赤外線を吸収。
6.交通信号を認識するに十分な色弁別。
7.強い日差しのもとでは斜光の侵入を防ぐサイドシェードルをつける。
8.釣りやボートでは水面の反射光を防ぐため偏光レンズを用いる。
9.スピードを伴い風を受けるスポーツ(自転車、ヨット、登山、スキー)では、乾燥を防ぐ流体力学を応用し たフォルム。
10.激しい動きにもずれにくい軽量タイプ。
11.化粧品に変色しない材質。
12.耐衝撃性にすぐれている。
<その他、競技に合ったスポーツグラス度付き>
兵庫県の西は神戸市、西宮市、芦屋市と東は大阪市、北は川西市、宝塚市、伊丹市の間における阪神間の中心地尼崎市において、競技に適したスポーツメガネ度付き専門店として60年間営業しているメガネのアマガン。
競技に合った度付きスポーツメガネ、度付きスポーツグラス、度入りスポーツサングラス等(左のアンダーライン部分をクリックしてください。)メガネのアマガン センター店にて製作された度付きスポーツメガネ、スポーツグラス、スポーツサングラス方々の感想や、新しい商品の情報をいち早くご紹介しています。