テニスどきの眼の保護を考慮したゴーグルのご提案 IWK:REC-MORPHS
メガネを掛けている人、掛けていない人の
テニスどきの保護眼鏡として・・・
1873年、Walter Clopton Wingfield 少佐がテニスを考案した。彼が古代ギリシアのゲームを参考にしたのか、コートテニスやスカッシュを組み合わせたのかは異論のあるところである。米国では1874年にNew York州のStanten Island ではじめてテニスが行われた。テニスは、あらゆる年代の人々が楽しめるスポーツで、米国では最も人気のあるスポーツの1つである。どこのテニスコートでも若い人から高齢者までいっしょにプレーをしている。テニスボールは毛で被われたゴムでできており、直径6.35cm(2.5インチ)、重さ56g(2オンス)で、シャトルコックやスカッシュと異なり、直接眼窩に入り込むことはない。しかし、弾力性が強く、時速160Km(100マイル)以上のスピードが出るので、直接の打撃は強い衝撃を与える。センターネットに近ければ近いほど、眼損傷の危険度が高くなる。眼鏡をかけているプレーヤーは、フレームが折れたり、レンズがフレームからはずれたり、割れたりして眼損傷を起こす。Seelenfreund らは、高速テニスボールによって眼損傷を受けた10人の症例について報告している。それによると、7人は網膜裂孔か網膜剥離に対して網膜の手術、光凝固あるいは両方を受けている。10人すべてに硝子体出血をみている。
IWK:REC-MORPHS
フレームカラー:FLOW/#771 サイズ:51/53
素材:ナイロン系樹脂(PA、ポリアミド)
テンプルを交換してヘッドバンドを取り付けられます。ゴーグルタイプにチェンジしょう!
基本的にスポーツ用グラスは眼とフレームの距離を密着させて装用するために眼とレンズ後面が接触したり、レンズ面がくもったりするので下記パットをご用意し、眼とレンズの距離をたすことで快適なスポーツが楽しめるパーツを準備致しております。
フレームサイズ53:Lサイズ フレームサイズ51:Sサイズ
IWK:REC-MORPHS
フレームカラー:DAYD/#649
サイズ:51/53
フレームカラー:RACE/#375
サイズ:51/53
IWK:REC-MORPHS
フレームカラー:SWRD/#212
サイズ:51/53
フレームカラー:SHAT/#703
サイズ:51/53
IWK:REC-MORPHS
フレームカラー:VINE/#721
サイズ:51/53
IWK:REC-MORPHS
フレームカラー:BULL/#424
サイズ:51/53
フレームカラー:SKUL/#645
サイズ:51/53
フレームカラー:HART/#741
サイズ:51/53
フレームカラー:GRAF/#425
サイズ:51/53
スポーツによる眼外傷について・・・
眼に入った情報から体が動くまでの要する時間
A:情報入力から判断までに要する時間 ⇒ 眼球結像系〜大脳視覚領まで
B:判断に要する時間 ⇒ 大脳高次連合野
C:判断から出力までに要する時間 ⇒ 大脳運動野〜筋肉まで
ゴルフのシャンクボールや至近距離のバトミントンのシャトルなどは、高速のためほとんど見えないか仮に見えたとしても上記のA+Bまでで、A+B+Cの時間を得ることは不可能な場合が多く、ボールやシャトルを避ける行動が間に合わないことが多い。 左の写真はバトミントンのシャトルによる前房出血 の写真である。このような場合に外傷から眼を守るには上記アイガードや十分な強度をもったゴーグルなどの保護具が必要である。ラケットボールは比較的新しい競技種目でゴーグルの使用が義務づけられている。少なくとも眼鏡型の保護具の使用がパフォーマンスにほとんど影響を与えないと考えられる競技(競技中の矯正手段をとくに択ばない競技)では、アイガードや十分な強度をもったゴーグルなどの保護具の装用が眼外傷の予防に有用である。アメリカの眼科学学校(AAO)はすべてでのスポーツでの保護具の使用を強くすすめており、競技ごとに望ましい保護具の基準についても提唱している。軽度の屈折異常であれば十分な視野の得られるアイガード(ポリカーボ製の眼鏡)で十分対応が可能である。しかし、高度な屈折異常の場合は眼鏡で矯正すると視野(見える範囲)が狭くなってしまうため、矯正方法としてはコンタクトレンズが望ましい。この場合、コンタクトレンズは外傷に対する防御としては無力なので、外傷予防の面からコンタクトレンズの上にアイガードを装用することが望ましい。これは視力矯正はコンタクトレンズ、眼の保護はアイガードと役割を分担させる考え方である。 またAAOはサッカーにもポリカーボネイト性のゴーグルが望ましいとしている。ゴーグルはとくにヘディングの際に問題になるが、ルール変更の可否とは別に眼外傷の予防を第一に考えればこれも納得できる。 スポーツ少年団に属する小学4~6年生対象のアンケート調査結果では、視力矯正手段の主役は眼鏡であった。破損した眼鏡レンズによる眼外傷の危険などを考えると外傷時に眼鏡レンズにかかるエネルギーを上まわる強度の眼鏡レンズやアイガードなどの保護具の普及が望まれる。しかし、残念ながらアイガードの利用者はいなかった。原因としてはこれまで眼の保護(保護具の必要性、眼鏡レンズの割れやすさや割れにくい材質のレンズへの関心)にはあまり注意が払われていなかったことがあげられる。AAOは保護具の処方に熟練した眼科医によって適切に処方された保護具をしっかりと用いることで、少なくとも眼外傷の9割が予防可能であると述べている。今後ヅポーツ現場、医療現場ともに留意すべき点である。