度付きスポーツサングラスマラソン用 WS:QUAD
マラソン時の度入りスポーツサングラス
の
技術が進化しました。
今年もマラソンの季節になってきました。
今まで難しかったスポーツサングラス(カーブが強い)に直接度付きレンズを入れること・・・
普段の度入りスポーツメガネとしても可能です。
また、度なしのサングラスとしても今までのレンズと違って、Carl zeiss Vision Sunlens社のプリズムオフセットレンズを採用し、これまでのハイカーブレンズの課題だった周辺部分の像のズレの原因となるプリズム作用を軽減。裸眼に近い幅広い視界を確保することが可能になった。一般的にスポーツサングラス等のハイカーブレンズを使用すると、フレームの反り角と視線と光軸の不一致が発生し度数誤差や像のズレ(プリズム)が発生、光学特性の不適合が発生します。プリズムは視野が狭くなり、眼精疲労の原因にもなります。 ディセンターレンズの技術を使用した場合は、レンズ中心部分を使う視線では像のズレは解消できますが、レンズの周辺部分から見る視線の場合は像のズレやプリズム現象を解消する事は出来ません。 プリズムオフセットレンズは視界の広範囲で計算された独自のプリズム補正プログラムとレンズ面前領域で詳細に計算された特殊設計により、像のズレの原因となるプリズム作用を減らした事によりレンズ中心部から50㎜の範囲で正確性を確保し20%視野拡大が可能になり、裸眼に近い視野が確保され、快適な視野得られます。
従来のレンズ設計では、 スポーツサングラスデザイン(フロントカーブが強い)に直接度入りすることによって、側方視でゆがみを感じたり、足元の距離が違ったりするなど見え方に関して一般的なメガネと違う点が多々あったのですが、今回ご紹介させていただく直接度付きレンズをスポーツサングラスに入れて製作する新しい設計の度入りスポーツサングラスです。ただし、全く側方視でゆがみを感じたり、足元の距離が違ったりするなどが無くなるのではなく、今までのレンズよりも快適になったことのご紹介す。
ハイカーブレンズを使用する、一般的なスポーツサングラスでは、フレームの反り(レンズの角度)の大きさにより、像のズレ(プリズム)が発生し、ブラインドスポットの発生や眼精疲労の原因にもなっています。
■フレームカラーの種類
フレーム素材:TR90LX
フレーム素材:TR90LX
フレーム素材:TR90LX
フレーム素材:TR90LX
フレーム素材:TR90LX
フレーム素材:TR90LX
■例えばマラソンとサングラスの関係
先導する白バイ。先頭集団にいる時の私の目はそこだけを捉えています。併走するランナーを目でチラチラ追い、牽制することはしません。真っ直ぐそこだけを見つめる。追いかけているような、先導されているような気持で走れるから。後続集団で走る場合でも、先頭集団や前の人の背中、腰のあたりを目は捉えています。横も上も見ず、前しか見ません。それは景色や沿道で応援してくださる人の顔さえ見えないくらい、レースに集中させてくれるからです。そしてその集中力こそ、私にとって好成績の源だから。例えば2006年の東京国際女子マラソンの時、競技中ずっと雨が降り続け、どんなに走っても体は温まりませんでした。レースの後半ではいよいよ身体が動かなくなり、サングラス越しの視界はレンズが濡れて走りにくくかった覚えがあります。だけど身体が冷え、手がかじかみ、どうしてもサングラスを捨てられない。腕が上がらないんです。結局何とか1位でゴールはできましたが、最後まで濡れたレンズ越しに見る悪い視界の下、弱い集中力ではしらなければいけませんでした。だけど雨降りのレースは裸眼だと雨粒が目に当たって痛いですし、それはそれで集中力が弱くなってしまう。どちらのケースでもそうですが、雨が当たっても、濡れて視界が悪くても、結局顔をしかめてしまうので余計な力が入り、肉体的にも精神的にも疲労がたまってしまうんです。でも2008年の北京五輪と2007年の世界陸上は違いました。北京ではレース序盤に雨が降り、その時に私以外のランナーはサングラスを投げた後で聞きましたし、世界陸上の時もミストを2,3回通ったはずなのに、全然、何も感じませんでした。というよりレンズに水滴が付いてぬれていたかどうかも気付かなかったのです。後から聞いたのですが最新のレンズは、水滴が付かない特殊コーティングと、油分を弾くコーティングがsれているので、雨やミストによる水滴を弾いていたようです。だからその機能のおかげで余計な神経を使わず、前だけを見てレースに集中できたのだと思います。陸上競技選手:土佐礼子より、本人様ご愛用サングラスはOKALEY。<この8人のアスリートはなぜ、ハイビジョンのような視界を求めるのか?より>陸上競技選手:村井礼子選手
■このスポーツサングラスにセットされたハイカーブ度付きレンズについて・・・
・度付きレンズで、「カーブの深いフレームのもつファッション性(スポーツサングラス)を楽しみたい」というニーズ に、出来る限りお応えするための新設計レンズ。フレームにフィットする美しいカーブ感はもちろん、視野が広く見え方も快適な、新しい非球面レンズです。
■一般のサングラスフレームやスポーツサングラスフレームに、最適な選べる3タイプを用意しました。 カーブの深いフレームの持つファッション性をお楽しみいただけます。 ・選ばれたスポーツサングラスに入れる度数や、フレームのカーブに合った最適設計により、歪みやボケを極限まで抑えて、すみずみまで自然な視野を実現。深いカーブの球面レンズで、違和感の基となる「独特の収差」を、モードサンクは改善。広い視野を確保して、眼の動きに自然に対応します。
■スポーツサングラスにおいて重要なそり角
例えば、サングラスフレームでそり角は15°とした場合。この角度は当店スポーツサングラスレンズ設計に欠かせない「当店仕様そり角簡易測定チャート」が快適な度付きスポーツサングラスとして製作できるかどうかの重要なポイントになります。この角度により同じレンズであっても眼に対する度数効果が変化(体感度数が変化)するため、お客様それぞれに合わせたレンズ設計の重要な要素とも言えます。
・強度の方にも最適設計
広い制作範囲を実現。強度の方にもご満足いただけます。S-8.00まで対応可能。(屈折率1.70の場合)
■理想的なスポーツサングラスの条件
1.UVB(280~315nm)透過は5%以下、とくに310nm以下は1%以下。
2.UVA(315~400nm)透過は10%以下、必ず最大可視光線透過率を下まわる。
3.眩しさを感じさせるブルーライト(400~500nm)透過は10%以下、必ず最大可視光線透過率を下 まわる。できれば最大可視光線透過率の25~50%が望ましい。
4.砂漠、登山の強い日差しのもとでの長波の可視光線(500~760nm)透過は15%以下。
5.できれば(760nm以上の)赤外線を吸収。
6.交通信号を認識するに十分な色弁別。
7.強い日差しのもとでは斜光の侵入を防ぐサイドシェードルをつける。
8.釣りやボートでは水面の反射光を防ぐため偏光レンズを用いる。
9.スピードを伴い風を受けるスポーツ(自転車、ヨット、登山、スキー)では、乾燥を防ぐ流体力学を応用し たフォルム。
10.激しい動きにもずれにくい軽量タイプ。
11.化粧品に変色しない材質。
12.耐衝撃性にすぐれている。