度付きスポーツグラス&メガネと目の保護グラス

例えば、サバイバルゲーム時の保護メガネや、サッカー・バスケットボール・ラクロス・アメリカンフットボール時等の度付きゴーグル、学校・クラブチームのスポーツによる眼損傷の予防としての保護用度入りグラスをご提案。

スポーツ用グラスと視力と視機能について

子供から大人までの野球、ゴルフ、スキー、オートバイ、サーフィン等のスポーツ競技は、運動能力だけでなく、目の能力も大変重要と言われています。この様な競技に合ったスポーツグラス選びも大切です。

スポーツグラス度入りの選び方

スポーツの競技(種目)をされる方が全員「目が良い」とは限りません。スポーツ競技時のメガネのフレームやレンズ、サングラスの度付き選びは、競技におけるパフォーマンスの成果が違ってくることご存知ですか。

スポーツゴーグル、サングラス、メガネ等取扱品

スポーツ競技に合ったサングラス、ゴーグル、保護グラスや、普段眼鏡を掛けておられる方に合ったメガネ、度付きサングラス、度入りゴーグル等、様々な競技用途に合った、フレームやレンズ、カラー特性選びをご提案。

スポーツグラス相談室 

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スポーツ選手と視力 メガネ、コンタクトレンズといかに付き合うか ②-1

2014年12月14日 – 10:25 AM

■ランニングや、水泳、球技など、スポーツに励む方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

スポーツサングラスイメージ2一言にスポーツといっても、視力によって能力を大きく左右される競技とそうでないものがあります。

マラソンや水泳といった競技は目を使った判断によってプレーを左右されることはあまりありません。ところが反対に、野球やサッカー、テニスといった球技。また、F-1、バイクレースといったスピードを競うモータースポーツ。ボクシング等の格闘技には、視力がプレーの内容に大きく関わ優れた視力を必要とされるスポーツ選手ですが、元々目が悪くても視力を矯正して成功した選手も大勢います。

card-treasure_ys001-0026たとえば、ヤクルトスワローズの古田敦也選手は、メガネによる視力矯正でも一流のプロ野球選手として活躍できるという好例といえるでしょう。また、少し古いところではテニスのナブラチロワ選手がメガネをかけてから再度強くなった、という話題が報じられていました。

ゴルフではあのタイガー・ウッズが視力矯正手術を受けてからまたさらに成績を上げたそうです。彼の場合、コンタクトレンズを入れていると強風の吹きやすい全英オープンなどで目にホコリが入ったりすると、痛くて大変だったそうです。

レーシック手術について・・・

変わったところでいくと、水泳では度付きのゴーグルのようなメガネを使用する選手もいます。また、剣道では面を装着するとき専用の、ツルが紐状になっているメガネもあるんですよ。ってきます。

スポーツサングラスイメージ9■最初に・・・

驚くべきことは、「多くのスポーツ関係者が視力(静止)1.0以上をもって、”眼が十分よい”と考えている」。これは、スポーツ競技においては誤った認識であることである。

眼の働き(機能)は一般的に、明かりを感じ(光覚)、色を見分け(色覚)、物の形状を識別し(形態覚)、位置を感じ(立体覚)、そして広く見る(視野)等に分けられる。視力(静止)1.0とは外界の2点を2点として識別できる細小視角が1分(1/60度)という形態覚の一基準を表している便宜的な数字にすぎない。確かに、形態覚は眼の働きのなかでも中心的な機能で眼の良否に大きく関わっている。しかし、「視力(静止)が1.0以上あればメガネ、コンタクトレンズは無関係」と考えるのは早計にすぎるのである。例えば、眼精疲労や不快感を伴う遠視や乱視、また本人も気がつきにくい不同視と言われる片眼だけの視力低下も1.0以上の静止視力は十分考えられる。いずれもメガネ、コンタクトレンズで正しく補正すれば、諸症状は解消され、不同視による距離感の不良も改善される。このようにメガネ、コンタクトレンズは単に静止視力を向上させるだけでなく、快適、正確に「見える」ことを大きな目的としている。(スポーツビジョン研究会参照)

本人も気がつきにくい不同視と言われる片眼だけの視力低下:例えば・・・

<その1>

バスケットボール00H君(20)は学生リーグー部に所属する都内C大のバスケットボール選手。身長184cmと身体にも恵まれ、両眼視力1.0とまずまず。しかし、パス、シュートミスが目立ち、いわゆる「センスが悪い」という烙印を押され万年補欠。しかし、ある機会に計測した深視力(遠近感)テストに全く反応できなかったことから数年ぶりに視力測定を受けたところ、左右眼の屈折力に3D(ジオプトリー)の差がある不同視で、距離感がうまくとれていないことがわかった。早速、屈折力の弱い左目にコンタクトレンズを処方したところミスが激減し、現在、準レギュラーとして活躍している。

<その2>

野球101プロ野球某球団二軍のN選手(22)は両眼視力0.8。本人は全く気にしていなかったが打者の必要視力1.3には不足。早速、トレーナー命令でコンタクトレンズをつけることになった。それが奏功したか、その後一時一軍でも活躍。本人曰く「デーゲームは、そんなに違いを感じないが、ナイターゲームではボールがよく見えるのでビックリした。もっと早く気付くべきでした。

■眼は身体をリードする

今日、ヤクルトの古田選手、プロゴルフの小林浩美選手を初めプレー中にメガネ、コンタクトレンズをしているトップアスリートは珍しくない。しかし、「どのように見えているのか」は選手個人の主観的要素が大きいため「身体の動きや反応」のような客観的評価の難しい側面がある。事実、我が国スポーツ界では「視力/視機能」を競技力の問題として取り上げた議論や研究は少なく、現場でもそれは選手の個人的問題として、コンディショニングやトレーニングの蚊帳の外に置かれてきたた。一方、選手自身の側でも一部のトップアスリートを除けば「視力」の重要性には意外と気づいておらず、公表される各アンケート結果にもそれが表れている。「スポーツ選手の視力矯正」と題した東海学生リーグー部で活躍している愛知県内各大学のスポーツ(卓球、ハンドボール、テニス、野球、バレーボール、剣道)選手を対象とした最近のアンケート調査によれば、回答者326名のうち日常生活における視力補正をしていると答えた学生は116名の36%である。その内スポーツでも補正すると答えた者は80名にすぎず、残りの36名は補正器具をしないでスポーツをすると答えている。

yjimage2BVG9XWP一方、常用しているレンズを外すことは日常生活に比べ視覚的なギャップを負うことを意味し、特にスポーツ選手の場合「レーダー不良の戦闘機」に例えられる。つまり筋力や精神力に優れている実力を100%発揮することは難しいということである。もし、メガネの煩わしさや危険防止の理由でそれを外しているとしたら、スポーツシューズやウエアに着替えるのと同じ感覚でメガネ、コンタクトレンズの着替えも考えるべきである。少なくとも、「視力」がチェックポイントから漏れているようではスポーツ選手のコンディショニングとして文字通り画龍点睛を欠いていると言わざるを得ない。

裸眼視力が著しく弱いスポーツ選手にとって、レンズは身体の一部であり、視力に対する関心も人並み以上である。問題となるのはレンズなしでもさほど日常生活に困らない中間層だが、少なくともレンズを常用していて、スポーツのときだけそれを安全面からも戒めたいものである。

■メガネ、コンタクトレンズが必要な場合

名称未設定 1スポーツでは静止視力より、むしろ動いている相手、ボールを見きわめる動体視力が問題になる。動体視力を向上させるには、静止視力を補正すればよいわけであるが、補正効果が安定せず、また、動体スピードによって常に影響を受けるため視力補正の基準とはなり得ない。したがって、今のところ視力補正は静止視力に基づいて行われ、動体視力は参考値にすぎない。

一般的な視力低下は、眼病による以外、近視、遠視、乱視、老視、及びそれらの複合により徐々に現れる。遺伝的要素もさることながら、情報のあふれる限社会で、メガネやコンタクトレンズと一生無縁で過ごすことはほとんどの人にとって不可能であろう。では、視力補正の時期は何を基準に決めたらよいのだろうか。例えば、車の運転をしようとする人は片眼でそれぞれ0.3以上または、両眼で0.7以上の視力がなければ、たとえ日常生活に支障がなくとも補正することが法律で義務づけられている。レンズを用いるきっかけの多くは、学児童の場合、学校の健康診断結果によるが、その機会の少ない成人の場合は視力低下から日常生活に不便を感じ始め「止む得ず」といった消極的な例が一般的である。法律が規制する特殊な場合を除き、補正を必要とする裸眼視力は、事実上、個人のライフスタイル、パーソナリティ(性格)によって決定される。つまり車の運転はするか?仕事、または勉強でデスクワークが多いか?スポーツをするか?几帳面か、面倒臭がり屋か?等々による。このようにライフスタイルの観点から言えば、車の運転と並んでスポーツはよい視力(視機能)を要求している。もちろん、種目やポジションによって低度差はあるが、視力低下からくる競技パフォーマンスの低下や安全面への影響を考えればスポーツ選手は一般の人より視力補正に積極的な対応が求められる。

例えば、

①.1年以上視力測定を受けたことがない。

②.日常、一時的に眼がかすんだり物が二重に見えることがある。また、眼が疲れやすいと感じる。

③.ボールやパックを見失うことが多い、また、眼で追うことが苦手である。

④.試合中の競技力に安定感がない。

⑤.昼間と夜間の試合では競技力に差が出る。

⑥.試合中に集中力を欠くことがある。

⑦.同一の目測ミス(パスミス、シュートミス等)度重なる。

のいずれかに該当したら補正レンズの用不用にかかわらず、一度メディカルチェックを受ける必要がある。

■メガネとコンタクトレンズの違い

メガネとコンタクトレンズの基本的な違いはレンズが眼前で固定されているか、それとも眼球に直接接着しているかによる。