スポーツ時に適したサングラス選び 太陽光からの保護
炎天下のアウトドアスポーツどきに・・・
視機能低下による競技パフォーマンスの低下を防ぐ
有効なスポーツサングラス選びは大切!
■理想的なスポーツサングラスの条件
1.UVB(280~315nm)透過は5%以下、とくに310nm以下は1%以下。
2.UVA(315~400nm)透過は10%以下、必ず最大可視光線透過率を下まわる。
3.眩しさを感じさせるブルーライト(400~500nm)透過は10%以下、必ず最大可視光線透過率を下
まわる。できれば最大可視光線透過率の25~50%が望ましい。
4.砂漠、登山の強い日差しのもとでの長波の可視光線(500~760nm)透過は15%以下。
5.できれば(760nm以上の)赤外線を吸収。
6.交通信号を認識するに十分な色弁別。
7.強い日差しのもとでは斜光の侵入を防ぐサイドシェードルをつける。
8.釣りやボートでは水面の反射光を防ぐため偏光レンズを用いる。
9.スピードを伴い風を受けるスポーツ(自転車、ヨット、登山、スキー)では、乾燥を防ぐ流体力学を応用し
たフォルム。
10.激しい動きにもずれにくい軽量タイプ。
11.化粧品に変色しない材質。
12.耐衝撃性にすぐれている。
炎天下のアウトドアスポーツに欠かせないアイテムにサングラスがある。サングラスは、ファッショングッズとしても広く愛用されているが、スポーツにおいては照明や太陽の直射光、また水面、路面、砂、雪面の反射光による不快な眩しさ(グレア)を防ぎ、また有害な紫外線が眼内に進入するの防いで、視機能低下による競技パフォーマンスの低下を防ぐ有効なスポーツグッズの1つである。ただし、アイプロテクターとは異なり、耐衝撃性に十分対応していないため、激しい衝撃を受けるコンタクトスポーツには向いていない。以下では、スポーツに相応しいサングラスの品質、機能、選択基準について述べる。<スポーツのための視覚学より>
Ⅰ.品質区分
サングラスに類似した製品にファッション用グラスといわれるものがあるが、通産省の家庭用品品質表示法によれば「サングラス」と「ファッション用サングラス」には明確な相違がある。「サングラス」の表示が認められるにはレンズの歪みや ①平行度などで一定の基準をクリアする必要があり、また「偏光サングラス」と表示するには、さらにレンズ ②偏光度、③偏光軸の基準が付加される。これらの基準に満たない製品は主にアクセサリーとして用途が限定される「ファッション用グラス」に区分され、サングラスのように長時間眼にかけることは好ましくないとされる。場合によっては、度の合わないメガネのように視力低下や眼精疲労の原因になるともいわれている。
①.平行度:一般的なサングラスは度なしで、レンズの前面、後面のカーブが平行になる。しかし、実際は、多少の不均一が生じる場合があり、その不均一によって生じる度を平行度という。平行度が大きいとサングラスと表示できない。
②.偏光度:偏光レンズは、一定方向の光波を通過し、それと直光する方向の光波を遮断させる性質がある。そのときに遮断できる割合を偏光度といい、90%以上であれば偏光サングラスと表示できる。
③.偏光軸:偏光レンズには、全方向の光波を一定方向だけ遮断、または通過させる軸(方向)が存在する。このデンズを枠に入れた時、この軸が垂直、または水平方向と15°以内のずれであれば偏光サングラスと表示できる。
Ⅱ.品質表示
店頭販売に際しては「(偏光)サングラス」に縁枠用意に」のタッグ、「ファッション用グラス」に赤枠タッグ添付が義務づけられ、消費者の選択を容易にしている。路上で売られているものにはタッグさえついていないものもあるので眼の健康のためには注意が必要である。
Ⅲ.選択基準
最近は、スポーツサングラス、スポーツグラスといわれる。流体力学を応用したレンズフォルム、紫外線をほとんどカットするレンズ加工、ずれにくいフレーム材質などを特徴とするアウトドアスポーツ対応の新製品が次々と市場に投入され、選択肢が広がっているが、製品表示はあくまで「(偏光)サングラス」または「ファッション用グラス」である。当然、スポーツ用には一定の品質基準をクリアした「(偏光)サングラス」表示を確認して購入すべきである。また、可視光線透過率といわれるレンズの色濃度(光量に応じて色濃度が変わるレンズもある)は、競技種目やTPOで使い分ける必要がある。さらに、全体が顔にフィットする。できるだけ軽量であることなどが選択の重要なポイントとなる。
Ⅳ.紫外線対策
スギ花粉情報は、花粉アレルギーに悩む人々にとってその時期の外出予定を左右する重要な判断材料となっている。同じように紫外線に関する情報も出されている。「今日、日中はよく晴れ、大手町付近の紫外線は非常に強いでしょう」。最近、天気予報で耳にする紫外線予報である。日本気象協会が、北海道稚内から沖縄県波照間島まで全国900地点のポイント天気予報を活用し、太陽の高さ、標高、地面の反射などから算出される紫外線量を予報する新情報サービスである。同協会によれば、紫外線量は、天気に大きく左右されるが雨や雪でもゼロでははない。そのため朝6時から夕方6時まで1時間ごとの細かい予報情報を紫外線の量によって「弱い」「やや強い」「強い」「非常に強い」の4段階で提供している。
①.紫外線とは:地球を取り巻くオゾン層は太陽からの紫外線の一部を吸収し、地表に届く光を無害なものにしている。しかし、自然界に存在いない人工のフロンガスが長年にわたり大気中に放出された結果、オゾンホールといわれるオゾン層破壊が進み、紫外線のなかで作物の成育や、人間の健康にとくに影響の大きいUVBの地表に降り注ぐ量が年々増加している。UVBは、皮膚ガンとの因果関係がとりざたされているが、眼の角膜などに吸収されて角膜障害(雪眼炎、角膜炎、結膜炎)の一因をなすともいわれている。またUVAも長い年月にわたって浴び続けると白内障の遠因なるといわれている。
②.対策:「百害あって一利なし」の紫外線から目を守るには、サングラスをかけることである。通常のレンズも成型どきに紫外線吸収剤が混入されているため、ある程度の紫外線はカットする。またレンズ染色剤のなかにも紫外線吸収剤が含まれており、高濃度のサングラスは、眩しさとともに紫外線をよくカットする。しかし、屋外スポーツ用としては色濃度とは関係なく紫外線吸収機能をもつベンゾフェノン系吸収剤などを浸透させた紫外線カット専用レンズのサングラス使用が望ましい。
例えばゴルフとサングラスの場合・・・
僕たちプロゴルファーの試合は当然屋外。試合時間は1日4時間半ほど、前後の練習を合わせると、おおよそ7時間くらいは屋外にいりことになります。そして大会は通常4日間続き、他にも練習ラウンドやプロアメ戦など、結局、1週間のうち大半を外で過ごすのがプロゴルファーなんです。夏場や海外での大会は陽射しが強いうえに長時間試合をしなければいけない。だから眼にかかる負担や疲労は相当なものになります。ゴルフは風を読むために上空を見上げる回数が多く、近くよりも遠くを見るスポーツサ。それは複雑なグリーンのラインを読むためにその集中力の大半が眼にかかってきます。上から陽射しはキャップやバイザーで避けられますが、芝からの照り返しはアイウエアがないと避けられません。夏場はその照り返しで試合中にボーツとすることがあるくらいですから相当なものです。だからOAKLEYは強い陽射しの中、掛けた瞬間に家の中にいる感覚というか、完全に自分の上だけには屋根があるというか、そんな感覚が得られます。余計なものがない、プライベートでクリアな視界が現れるのです。また、アイウエアをかけることによってギャラリーの方の視線に惑わされず試合に集中できますし。僕は常にバックの中にレンズカラーの違うOAKLEYのアイウエアを6~7本ほど入れています。レンズに関しては天候や気候などのシチューエーション毎に変えるようにしています。基本的には光だけをトーンダウンさせ、自然な色合いに見えるレンズを着用しています。また、夏の強い日差しで芝が青々しているときは、緑色をトーンダウンさせるレンズを着用しています。逆に秋口には芝が茶系に変色するので、緑色を目立たせるためのレンズを愛用しています。OAKLEYならどんな季節や天候でもハイビジョンのような視界とプライベート感が手に入れられる。2002年フロリダの太陽に負け、現地で購入してからOAKLEYと付き合っていますが、かけるたびに驚くのは身体の疲労が少ないこと。適切なレンズカラーを選ぶ光を避けるだけ身体へのダメージがこんなに違う。日本は欧米に比べると、サングラスをかける習慣が少ないので抵抗のある方も多いと思います。でもゴルフにおいてアイウエアをかけるデメリットを、僕は感じることはありません。<この8人のアスリートはなぜ、ハイビジョンのような視界を求めるのか?より>プロゴルファー:矢野東選手
例えば自転車とサングラスの場合・・・
自転車競技は、常時高いスピード領域の中でせめぎ合う競技。ですから勝敗を分けるパフォーマンスとして、全身の筋力の強さはもちろんのこと、それ以上に必要となってくるのが”クリアな視界”です。特に自分がやっているロードレースは、他の選手たちと密集する集団の中でせめぎ合うことが多いので、アクシデントやトラブルを回避するためにクリアな視界が要求されます。また視界が悪いとそれがストレスの原因となり、レースの結果に響いてきます。ここでいうストレスとは、視界を防げる煩わしい状況のこと、例えば下りでは時速100㎞に迫る速度域となるので、身体、特に顔にかかる風圧は皆さんが想像している以上にキツくなります。眼が開けられないほど、という感じ。それと太陽光。オーストラリアなど南半球のレースでは、強烈な陽射しと紫外線で眼が開けられないほどの厳しいコンディションとなります。逆にアジアのレースは、空気が濁っていて霞がかかったような視界になります。強烈な風や光など、視界にとって煩わしい状況を回避し、どのようなコンディションでも常にクリアな視界を確保するため、自転車競技ではアイウェアが必須となります。しかし、ただ眼を覆えば何でもよいわけではありません。自分がこの競技を始めた時からOKALEYのアイウェアを使用しています。それはOKALEYのレンズが競技特性にフィットするからなんです。例えば「ツール・ド・北海道」のような長丁場のレースでは多種多様なステージを走ります。なかでも山岳ステージは、木陰やトンネル等、視界が暗くなったり、かと思えば突然明るくなったりします。しかしその都度レンズを変えることはできませんし、つづら登りのステージは勝負所だったりします。ですjから自分はどんな過酷な環境や状況でもハイビジョンのような視界を確保できるOKALEYを選びました。特に「Photochromic」という調光レンズは、明るい場所では紫外線を吸収し、自動的にレンズカラーが暗くなり眩しさを緩和してくれます。逆に暗い場所では薄くなり、視界からしっかりとした路面情報を捉えることができます。多種多様なシーンにたった1枚のレンズ対応できる簡便性と、どんな悪条件でも常にクリアな視界を確保できるこのレンズテクノロジーは、自転車レースにおいて勝利に直結するテクノロジーだと思います。<この8人のアスリートはなぜ、ハイビジョンのような視界を求めるのか?より>自転車競技選手:盛一大選手
例えばマラソンとサングラスの関係
先導する白バイ。先頭集団にいる時の私の目はそこだけを捉えています。併走するランナーを目でチラチラ追い、牽制することはしません。真っ直ぐそこだけを見つめる。追いかけているような、先導されているような気持で走れるから。後続集団で走る場合でも、先頭集団や前の人の背中、腰のあたりを目は捉えています。横も上も見ず、前しか見ません。それは景色や沿道で応援してくださる人の顔さえ見えないくらい、レースに集中させてくれるからです。そしてその集中力こそ、私にとって好成績の源だから。例えば2006年の東京国際女子マラソンの時、競技中ずっと雨が降り続け、どんなに走っても体は温まりませんでした。レースの後半ではいよいよ身体が動かなくなり、サングラス越しの視界はレンズが濡れて走りにくくかった覚えがあります。だけど身体が冷え、手がかじかみ、どうしてもサングラスを捨てられない。腕が上がらないんです。結局何とか1位でゴールはできましたが、最後まで濡れたレンズ越しに見る悪い視界の下、弱い集中力ではしらなければいけませんでした。だけど雨降りのレースは裸眼だと雨粒が目に当たって痛いですし、それはそれで集中力が弱くなってしまう。どちらのケースでもそうですが、雨が当たっても、濡れて視界が悪くても、結局顔をしかめてしまうので余計な力が入り、肉体的にも精神的にも疲労がたまってしまうんです。でも2008年の北京五輪と2007年の世界陸上は違いました。北京ではレース序盤に雨が降り、その時に私以外のランナーはサングラスを投げた後で聞きましたし、世界陸上の時もミストを2,3回通ったはずなのに、全然、何も感じませんでした。というよりレンズに水滴が付いてぬれていたかどうかも気付かなかったのです。後から聞いたのですが最新のレンズは、水滴が付かない特殊コーティングと、油分を弾くコーティングがsれているので、雨やミストによる水滴を弾いていたようです。だからその機能のおかげで余計な神経を使わず、前だけを見てレースに集中できたのだと思います。陸上競技選手:土佐礼子より、本人様ご愛用サングラスはOKALEY。<この8人のアスリートはなぜ、ハイビジョンのような視界を求めるのか?より>陸上競技選手:村井礼子選手
例えばビーチバレーとサングラスの関係
上下、前後、左右。すべての視界にゆがみがない。
ビーチバレーとバレーボールの大きなちがい。それは屋外競技が屋内競技か。シンプルですがこれが一番大きな違いです。ペアで競技することや細かなルールの違い、コートが砂地であることよりも太陽が照りつける環境下でプレーするか、しないか。水銀灯の光が満遍なく行き渡るコートと、直接太陽光に晒されるコートでは視界の広さが違いますし、プレーの本質もかわってきます。また酷使する身体のパーツもインドアバレーのそれとはまったく異なります。特に”眼”サーブやアッタックは数十cm四方のポイントめがけて打ち込むので、そのポイントをしっかり捉える視力、クリアな視界が重要になります。しかしビーチの場合、そのポイントへ打ち込む時の天候によってズレが生じてくるのです。その原因は太陽光の強さと角度です。私がビーチに転向したのが2002年。当時サングラスをかけないでプレーしていた私は、その眩しさからサーブミスを連発していました。それにコート(砂浜)からの照り返しも眩しく、サーブ前に手をかざして相手を確認するほど、そのためおおよそのポイントへ打つような精度の低いサーブしか打てませんでした。必然的にサングラスの必要性を感じていたそんな時、あることがきっかけでOAKLEYのサングラスと出会いました。(メガネのアマガン川西店取扱い)装着していることを忘れさせるフィット感、どの角度から見てもクリアで歪みがなく、ハイビジョンのような視界。それ以来私はずっとOAKLEYです。きっかけは眩しさを緩和させる。いわゆる普通の動機でしたが、使用する度にそのクリアな視界に驚かされました。スポーツ用のサングラスはあらゆる角度からの光の進入を防ぐため、レンズが顔のラインに沿って強くカーブしているので、視界に歪みが発生します。OAKLEYの場合そのカーブ越しに見た前後、左右、上下方向すべての視界にまったく歪みがありません。ビーチバレーはボールの行方もそうですが、相手の動きやスタミナの状態など眼をフルに使って情報を取り入れます。その時に環境や姿勢に関わらず歪みがなく、正確な情報を取り入れることができるのは驚くべきこと。特にレシーブ時は目で左右を確認してからアクションを起こすので、カーブ越しに見たアタックボールの角度やスピードは正確な情報として必要です。またビーチは紫外線が多いので、それを100%カットしてくれるOAKLEYは、本当に心強いパートナーです。浦田聖子プロビーチバレープレーヤー薯
例えばサーフィンとサングラスの関係
”目でキャッチ”できるかで勝率が変わるスポーツ、それがサーフィン。
サーフィンは他のスポーツとちがって、いつも同じトラックの上で同じライディングができるわけじゃない。環境や状況によって波の形状やスピードはいつも違う。だから自分の理想のライディングができる波をしっかりと”目でキャッチ”できるかで勝率が変わるスポーツ、それがサーフィンなんです。そう、大袈裟でなく80%以上は眼で決まるといっていいぐらい。実際競技中もライディング前から次に来る波は何発ターンができるか?いくつ技を入れられるか?そんなことを考えているし、次々に変化する波の情報を眼で追ってるし、だから日頃、日常生活レベルから眼を守ることが本当に大事になってきます。決してサーフィンだけじゃないと思うけど、サーフィンは眼にとって悪い条件が唸るほどあります。特に太陽光はかなり厄介です。紫外線(UV)を浴び続けると白内障や翼状片になるし、特に僕の周りには翼状片にかかった人が多い。紫外線は直射だけじゃなく、海面や砂浜の照り返しでも眼に入ってくるし、海にいるということは、自分の眼をずっと紫外線に晒していること変わらない。だから詰まるところ、サーフィンでいい成績を収められるかは、どんな時でも紫外線から眼をケアし、ライディング時に”いい眼”で臨めるかにかかってきます。でも単にサングラスをかけるだけではケアしていることにはならない。紫外線を100%カットしつつ、ギラついた海面に現れる”いい波”をキャッチできる。ハイビジョンのようなクリアな視界のレンズじゃなきゃダメなんです。そんな理由から僕はOAKLEYを選びました。赤道近くのインドネシア近辺は波がいいから頻繁にトレーニングに行くけど、日本に比べると太陽の光が異常に強く、半端じゃない紫外線を浴びることになる。仮に何年も頻繁に行ったり来たりしてると、眼が日焼けして当然視力も落ちるだろうし、サーフィンだけじゃなく普段の生活でも支障がでるはず。僕はUVカットが他社と違う製法で、だから100%紫外線カットしてくれるOAKLEYにしました。それにレンズカラーのバリエーションも豊富だから、どんな天候にも対応できるし、サーフィンをするうえでOAKLEYのサングラスは僕にとってなくてはならないもの。眼は長い時間をかけて悪くなっていくものだから普段からかけ続けなきゃいけない。だから信頼できるレンズで、かつスタイリッシュなデザインのOAKLEYにしたんです。田中樹プロファーファー著
例えば自転車(シクロクロス)とサングラスの関係
高い安全性が絶対的な信頼となる。だから思い切り突っ込める。シクロクロsやMTBクロスカントリーはオフロードを走破する競技。荒れた路面や前方の障害物、前後左右を走る競技者の動きなど、さまざまな情報を正確に眼で捉えなくてはならない。だから競技中は常に眼を動かし他選手の気配を感じ取りつつ、轍だらけの路面の中で最適なコースを追っている。そして、前方状況に合わせて左右へ避け、ジャンプし、身体の体重を抜いて障害物を超える。そしてまたライバルの動きを捉え、最適なコースを捉え、時間が経つにつれて変化する路面を予測し、猛スピードで迫る障害物をかわす。こrが僕の競技のすべて。この競技の基本は眼で捉えた情報を元に身体をアクションさせることだからクリアな視界は不可欠だし、同時に転倒や不測の事故、障害物をものともしないタフなアイウエアをかけることが必須となる。特にタフさは絶対条件。ロックセクション(岩場)や雨の日などは、それがレースの勝敗を左右する。ロックセクションでは大小さまざまな岩が転がっているので、最初に前方の全体を捉えた後、一瞬でコースの判断をしなくてはいけない。仮にコース判断を誤り転倒してしまうとロスタイムになるどころか大ケガに繫がってしまう。雨の日のレースもそう。地面が柔らかくなり、横の轍だけでなく縦の轍ができてしまう。これが結構厄介で、ハンドルを取られて転倒することもある。それに相手選手の後ろについた時にタイヤから泥や石が飛んできて、思いっきり顔に当たったりもする。またレース後半はどうしても最短コースのライン取りになるので、コーナーでインコースを突くケースが出てくる。インコースは木の枝が出ていることが多いので、そこを通過する時は、蔓が巻きついている枝や柔らかい広葉樹の枝が巻きつくように顔に当たってくる。まるでムチのように。だから眼や顔を守るアイウエアはタフで絶対大丈夫、という信頼感や安心感が大事になってくる。僕はレースも練習もアイウエアはOAKLEYを使用している。ハイビジョンのような視界と、ハードな動きでもズレないフィット感だけでなく、その比類なきタフさでOAKLEYを選んだ。以前OAKLEYのビデオで鋼鉄球がレンズに当たっても割れなかった映像を見て、これなら安全だと思った。その安全性が絶対的な信頼へと変わるからせめぎ合うシーンで思いっきり突っ込んでいける。そしてその思いっきりこそが勝利につながる。<この8人のアスリートはなぜ、ハイビジョンのような視界を求めるのか?より>自転車競技選手:辻浦圭一選手
例えばヨットとサングラスの関係
刻々と変化する海面。そのインフォメーションを眼で捉えるスポーツ。セーリング競技の勝敗は、風の変化を読むこと、そしてその変化で変わる海面の微細なインフォメーションwp視覚で取り入れ、瞬時にコース取りに反映させることで決まります。海の色は風の強弱で変わります。風が強い箇所は色が濃く見え、弱い箇所は鏡のように眩しい。レースではその色の変化、移り変わりを常に眼で追っているので、眼の疲労度は身体のどの部分より一段高くなります。また、入り組んだレース展開では船同士が団子状態となるので、視界で捉えられない所から突然船が出てくる場合があります。その際、数十㎝という隙間を縫わなくてはならない。最悪、衝突もあるのでそのような状況を作らないよう、眼はフルに動いています。さらにレースは1週間と長丁場で、しまも朝9時から夕方5時まで海に出ていますから、その間ずっと陽を浴びている眼の疲労は相当なものとなるのです。ですから、クリアでハイビジョインのような視界を確保しつt、強烈な陽射し、とくに海面からの照り返し(反射光)を抑え、刻々と変化する微妙なインフォメーションを眼で捉えることが、競技上重要となるのです。私は18歳の時に初めてOAKLEYのアイウエアを使い始めました。”A-WIRE”というメタルフレームの非常に軽量なアイウエアでした。以来、現在までOAKLEYをかけ続けています。OAKLEYを選んだ一番の理由は、そのレンズテクノロジーがセーリングに合うこと。特に「Polarization」というテクノロジーは、強烈な海の反射光を抑え海面の情報をクリアに、正確に映し出してくれます。また私がエントリーしているクラス「スター級」はレギュレーション上、船もセール(帆)も白色でなくてはいけません。だから船体やセールからの反射光もかなり激しいのですが、これもOAKLEYのアイウエアは和らげてくれます。このようなことから過酷なレースやトレーニングの中で眼を傷めず、クリアな視界を「確保できるOAKLEYは、常に眼を駆使し続けるセーラーにとって必要な”道具”といえます。それにセーリングは選手生命が長く、私ももう32歳になりますが未だ現役です。競技人生を長くしようとすれば、当然身体のパーツを労っていかなければいけません。特にマリンスポーツ全般に言えると思いますが、海は眼に対する各条件が重なりますから、OAKLEYのアイウエアでしっかりと保護し、クリアな視界で安全に楽しくスポーツすることを勧めます。<この8人のアスリートはなぜ、ハイビジョンのような視界を求めるのか?より>ヨットレーサー:鈴木國央選手
例えば、野球とサングラスについて
バットがボールを”捉える前”から動き出すために。野球というスポーツ、特に守備においては基本的なことですが、ボールがバットに当たる瞬間にはすでに打球方向を予測して動く必要があるため、投手や打者の動きすべてを眼でしっかり捉えることができなければ致命的です。ボールが芝を転がるのか、それとも地面に当たってバウンドするのか状況を眼で捉え、予測して身体で反応する。だから野球では守備の人間の眼の良さや、動体視力が重要になるのです。それは肩が強い、パワーがある、足が速いといった身体能力以上に大事なこと。例えば、僕の場合、バットにボールが当たる前、スイングの角度を眼で捉え、前後左右どちらかに動きます。ですからどんな環境、どんな状況でも非常に視界は鮮明に見えていないといけないのです。ボールがバットに当たってから動くようでは、すでに打球は僕の横を抜けてしまいます。特に僕が守るセカンドでは、視界にとっていくつかの問題があります。ひとつは背景。スタジアムによってバックネット裏が多様で、白いボードが見えづらくなるスタジアムがあります。また夏場は白いTシャツを着ている観客が多いので、背景とボールが完全に重なってしまうこともよくあります。もうひとつは陽射し。特にアメリカは国土が広いので、ゲーム毎に気候が違います。陽射しが強くてボールが見づらいスタジアムが多いだけでなく、デイゲームや野外の試合も多く。ナイトゲームでも午後8時、9時まで明るい場所もあります。日本の場合でも、人工芝は照り返しが強く非常に守りでらい。だから守る人としては鮮明な視界を確保することはパフォーマンスを発揮するために不可欠なのです。僕は99年から守備の時にOAKLEYのアイウエアを仕様しています。セカンドは守備範囲が広いのでレンズの幅を目一杯使います。その時高速で移動するボールをいかに歪まず、滲まず、どんな小さな動きでも鮮明に捉えるかが重要。OAKLEYのレンズは環境や状況を選ばず、どんな角度でもハイビジョンのようにハッキリ捉えることができます。以前アメリカのOAKLEYの本社を訪ねた時、レンズのテストや製造工程のすべてを見学しました。高解像度でクリアなレンズができるまでには多くの工程があり、それ故の値段なのだと納得し、そしてプロが信頼してかけられるアイウエアだということを再確認できました。だから、鮮明な視界で僕の能力を引き上げてくれるOAKLEYのアイウエアは大切なギアなんです。<井口資仁・この8人のアスリートはなぜ、ハイビジョンのような視界を求めるのか?より>プロ野球選手:井口資仁選手