偏光グラス&偏光サングラス・ゴーグル Ⅱ
ゴルフ時のグリーンの反射・車の反射・水面の反射など偏光レンズは、スポーツからドライブまで屋外での目をサポートする機能的なサングラスです。
アウトドアスポーツにおいての理想のサングラス
偏光レンズとは路面、水面、窓面をはじめ、車、建物など様々な物体からの乱反射光線を効果的にカットする特殊なフィルター機能を持つレンズで、ギラツキを抑え、くっきりとした視界を確保します。
偏光レンズとは、スポーツシーンでのさまざまな光の乱反射による視界のギラツキを抑え、西日や逆光でもコースや起伏を把握しやすくするレンズです。
目に大きなダメージや炎症を与える有害な紫外線から目を守るため、偏光レンズはどのレンズカラーでも、有害な紫外線を99.9%以上カットします。
偏光サングラスも安価なサングラスから、高価なサングラスまで様々な種類があります。この差はレンズの素材、例えばアセテートやポリカーボネート、ガラス、CR39、NXTなどや、偏光レンズの製造方法などによって違いがあります。そのため、各メーカーの偏光サングラスの見え方が違ってきます。何れにしても、ご自身でレンズの違いを自覚した偏光サングラスを選ぶ事をお奨めいたします。
偏光サングラスが快適なサングラスとして装用するためには、素材の選択も当然ですが、製法技術の違いが大きく左右します。また、高品質な偏光レンズが仕上がったとしてもサングラスとして装用できません。次に適正なフレームを選び高品質な偏光レンズを確かな技術で加工しなければならないのです。ここでご紹介するサングラスは、これらの内容をクリアした一例のサングラスです。
一般サングラスと偏光サングラスの違い・・・
一般サングラスは光を和らげることしか出来ません。そのため水面や車のボンネット水の太陽光からの反射で物体を見にくくします。眩しさを抑える」ことは出来ても、ギラツキは抑えることができません。偏光サングラスは乱反射から目に感じるギラツキをカットし、「眩しさを抑え」て「物体が見える」ようにするものです。・・・こちらへ
■偏光サングラスの効果一例
偏光度とは・・・
反射光などの雑光をカットする割合。偏光度が高くなるほど水面などのギラツキが消え、水中 や物体がくっきり見える。逆に低いとギラつきが残ったままに。
可視光線透過率とは・・・
人間が見える光、つまり、‘自然光‘。これを偏光フィルターが通す割合を可視光線透過率と呼ぶ。低くなるとレンズの色が濃くなり、より強い日差しをカットする。
<例えば、ZLサングラスの偏光レンズカラーの特徴>
晴天・曇天用/偏光度99%以上・可視光線透過率30%
例えば釣りどき・・・ナチュラルな視界のグレー系をベースに配合されたブルーが、微妙な潮の変化が判別できる自然なレベルで、青系や白系の色を強調。同系色の青い水面や鮮明度の高いクリアな水域では、コントラスト性能を最大限に発揮し、スッキリと澄みきった視界で深場に潛む魚影を明確にします。
晴天・曇天用/偏光度99%以上・可視光線透過率30%
例えば釣りどき・・・自然に見えるトゥルービューに輪郭強調性能を付加したレンズです。水面に浮かぶラインやウキといったアングラーが必要とする情報を見やすくする全天候型レンズカラー。オールマイティーな使用感は、様々なフィールドでストレスのない視界を確保します。
晴天・曇天用/偏光度99%以上・可視光線透過率12%
例えば釣りどき・・・光量が多い快晴時の釣行や、オフショア・沖磯での釣りや海外遠征、また水面との距離が近いフローターやウェーディングなど、強烈な照り返しから逃げ場の無い状況下でも確実に眩しさを抑えます。強い光線から目を守り、自然な視界のままに水面のギラツキを遮断します。
晴天・曇天用/偏光度99%以上・可視光線透過率30%
例えば釣りどき・・・あらゆるものをクッキリと浮かび上がらせるそのコントラスト性能で、水中や水底にある障害物のエッジを驚くほどシャープに視認できます。つまり水面の反射を確実にカットし、アバウトではなく確実なキャストスポットを映し出し、遠距離から絞り込むことが可能です。
晴天・曇天用/偏光度95%以上・可視光線透過率30%
例えば釣りどき・・・コントラスト性能と明るさをナチュラルな視界で融合させたレンズカラーです。マスメ時や曇天どきといったローライト時にも水中の変化をハッキリ映し出します。ブラウン系の特徴であるオレンジや赤などのカラーが明確となり、わずかなアタリも見逃しません。
晴天・曇天用/偏光度90%以上・可視光線透過率40%
例えば釣りどき・・・早朝や夕暮れなどのローライト時、裸眼でも光量が不足に感じる状況下で、明るさを落とさず水面の反射だけを確実にカットすることが出来ます。サングラス特有の「暗さ」を感じることなく、高活性時に無駄のない確実なアプローチを可能とします。
晴天・曇天用/偏光度99%以上・可視光線透過率30%
例えば釣りどき・・・晴天から曇天までエリアを問わず、裸眼に近い視界で水面のギラツキをカットします。一瞬掛けていることを忘れるようなナtyラルな視界は、様々なシーンで疲れずに快適な釣りを楽しむことが出来ます。
<ZL偏光サングラスの一例>
フレームカラー:BLACK&SILVER
レンズカラー:TVS 晴天・曇天用/偏光度99%以上・可視光線透過率30%
*フレームの特徴
チタンに施された職人の技が命を吹き込み圧倒的な存在を際立たせた。
機能とデザインを兼ね備えたエアインテークが個性を醸しだすフロントサイド。
フレームカラー:
BLACK&RED
レンズカラー:TVS 晴天・曇天用/偏光度99%以上・可視光線透過率30%
フレームカラー:
RED&BLACK
レンズカラー:LB 晴天・曇天用/偏光度95%以上・可視光線透過率30%
フレームカラー:
BLACK&RED
レンズカラー:AC 晴天・曇天用/偏光度99%以上・可視光線透過率30%
フレームカラー:
BLACK&GOLD
レンズカラー:EG 晴天・曇天用/偏光度90%以上・可視光線透過率40%
フレームカラー:
TRICOLOUR
レンズカラー:TVS 晴天・曇天用/偏光度99%以上・可視光線透過率30%
<ZL偏光サングラスの一例>
フレームカラー:CLEAR RED
レンズカラー:LB 晴天・曇天用/偏光度95%以上・可視光線透過率30%
*フレームの特徴
フレームカラー:
CLEAR BROWN
レンズカラー:TVS 晴天・曇天用/偏光度99%以上・可視光線透過率30%
フレームカラー:
MATTE CLEAR&MATTE MILKY
レンズカラー:EG 晴天・曇天用/偏光度90%以上・可視光線透過率40%
フレームカラー:
CLEAR BLACK&CLEAR MILKY
レンズカラー:AC 晴天・曇天用/偏光度99%以上・可視光線透過率30%
フレームカラー:
CLEAR GRAY&PINK
レンズカラー:TVS 晴天・曇天用/偏光度99%以上・可視光線透過率30%
フレームカラー:
CLEAR GRAY&GREEN
レンズカラー:EG 晴天・曇天用/偏光度90%以上・可視光線透過率40%
フレームカラー:
CLEAR SILVER
レンズカラー:TVS 晴天・曇天用/偏光度99%以上・可視光線透過率30%
■ウォータースポーツと偏光サングラス効果
”目でキャッチ”できるかで勝率が変わるスポーツ、それがサーフィン。
サーフィンは他のスポーツとちがって、いつも同じトラックの上で同じライディングができるわけじゃない。環境や状況によって波の形状やスピードはいつも違う。だから自分の理想のライディングができる波をしっかりと”眼でキャッチ”できるかで勝率が変わるスポーツ、それがサーフィンなんです。そう、大袈裟でなく80%以上は眼で決まるといっていいぐらい。
実際競技中もライディング前から次に来る波は何発ターンができるか?いくつ技を入れられるか?そんなことを考えているし、次々に変化する波の情報を眼で追ってるし、だから日頃、日常生活レベルから眼を守ることが本当に大事になってきます。決してサーフィンだけじゃないと思うけど、サーフィンは眼にとって悪い条件が唸るほどあります。特に太陽光はかなり厄介です。紫外線(UV)を浴び続けると白内障や翼状片になるし、特に僕の周りには翼状片にかかった人が多い。紫外線は直射だけじゃなく、海面や砂浜の照り返しでも眼に入ってくるし、海にいるということは、自分の眼をずっと紫外線に晒していること変わらない。だから詰まるところ、サーフィンでいい成績を収められるかは、どんな時でも紫外線から眼をケアし、ライディング時に”いい眼”で臨めるかにかかってきます。でも単にサングラスをかけるだけではケアしていることにはならない。紫外線を100%カットしつつ、ギラついた海面に現れる”いい波”をキャッチできる。ハイビジョンのようなクリアな視界のレンズじゃなきゃダメなんです。そんな理由から僕はOAKLEYを選びました。赤道近くのインドネシア近辺は波がいいから頻繁にトレーニングに行くけど、日本に比べると太陽の光が異常に強く、半端じゃない紫外線を浴びることになる。仮に何年も頻繁に行ったり来たりしてると、眼が日焼けして当然視力も落ちるだろうし、サーフィンだけじゃなく普段の生活でも支障がでるはず。僕はUVカットが他社と違う製法で、だから100%紫外線カットしてくれるOAKLEYにしました。それにレンズカラーのバリエーションも豊富だから、どんな天候にも対応できるし、サーフィンをするうえでOAKLEYのサングラスは僕にとってなくてはならないもの。眼は長い時間をかけて悪くなっていくものだから普段からかけ続けなきゃいけない。だから信頼できるレンズで、かつスタイリッシュなデザインのOAKLEYにしたんです。田中樹プロファーファー著
■釣り時の目のケガと保護
もしも、ルアーや針、仕掛けが誤って目に入ったら・・・。自分が気をつけていてもフィールドでは周りから不意に何かが飛んでくる危険性も否定できません。偏光サングラス(アイウェア)を掛けることで事故を未然に防ぐことが可能です。さらに偏光レンズはUVカットも標準装備されており、紫外線が原因の1つでもあると言われる白内障の予防や眼精疲労の予防にも役立ちます。万一の事故や病気の危険性を回避しながら、釣果にも貢献する偏光グラスは一度使えばきっと手放せなくなるはずです。
※釣りに際しては帽子、メガネ(サングラスや偏光グラス)、手袋などで少しでも露出部分を減らして楽しみましょう。
針が抜けずに道糸だけ切った状態
最近の釣りによる外傷の特徴は、なんといってもルアーによるものが多いが、これは投げ釣りに属することと釣り針の構造に負うところが大きい。外傷を起こす機序からみると、竿釣りと、リールをを使った投げ釣りとでは圧倒的に投げ釣りの頻度が多いと思われるが、これは大きな錘を使うために起こる打撲ないし鈍的外傷と針り掛かりによる裂傷ないし刺傷がほとんどを占めると想定されるからである。
事故は初心者に起こりやすい。夢中になっていて周囲に目をやる余裕がないこと、投入モーションなどの技術が拙劣なこと、事故を未然に予知できない、事故が起こるものとして予防措置をとっていない、事故が起きた時の対処がまずぐ傷をさらに悪化させるなどが考えられる。
最も頻度が多いのは錘、ないしは龍付き錘といった鉛の塊が、眼球を打撲するケースであり、仕掛けの投入時に竿を後ろに振りかぶったときにたまたま後ろにいる人に当てるケース、あるいは技量不足でコースをはずれて人に当ててしまうケースである。
錘の大きさや形状は実に種類が多く、ドングリ大から鶏卵大まで、中には凶器のような形状のものもあるので直接眼球に当たると前房出血、隅角解離や出血に伴う続発線内障、脈絡膜破裂や眼球破裂を起こし不幸な場合には網膜剥離を起こして失明することもある(図1)。
釣りに用いる針は”ずれバリ”といって返しのない抜去が簡単な針(競技あるいは口の堅い魚を釣る特殊な目的でしか使わない)と一般的に使用されている返しのついた(バーブ、アゴとも呼ばれる)針を使用するが、返し付き針は刺さると抜けにくい(図2)。参考文献:月刊眼科診療