度付きスポーツグラス&メガネと目の保護グラス

例えば、サバイバルゲーム時の保護メガネや、サッカー・バスケットボール・ラクロス・アメリカンフットボール時等の度付きゴーグル、学校・クラブチームのスポーツによる眼損傷の予防としての保護用度入りグラスをご提案。

スポーツ用グラスと視力と視機能について

子供から大人までの野球、ゴルフ、スキー、オートバイ、サーフィン等のスポーツ競技は、運動能力だけでなく、目の能力も大変重要と言われています。この様な競技に合ったスポーツグラス選びも大切です。

スポーツグラス度入りの選び方

スポーツの競技(種目)をされる方が全員「目が良い」とは限りません。スポーツ競技時のメガネのフレームやレンズ、サングラスの度付き選びは、競技におけるパフォーマンスの成果が違ってくることご存知ですか。

スポーツゴーグル、サングラス、メガネ等取扱品

スポーツ競技に合ったサングラス、ゴーグル、保護グラスや、普段眼鏡を掛けておられる方に合ったメガネ、度付きサングラス、度入りゴーグル等、様々な競技用途に合った、フレームやレンズ、カラー特性選びをご提案。

スポーツグラス相談室 

プレー中の快適な保護メガネ、サングラス、ゴーグルや、普段眼鏡を掛けておられる方々のメガネ、度入りサングラス、度付きゴーグル等の製作に当たっての様々な問題のご相談にお答えします。

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スポーツ選手と視力 メガネ、コンタクトレンズといかに付き合うか ②-2

2014年12月29日 – 10:28 AM

■ランニングや、水泳、球技など、スポーツに励む方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 ・・・

スポーツサングラスイメージ2一言にスポーツといっても、視力によって能力を大きく左右される競技とそうでないものがあります。 マラソンや水泳といった競技は目を使った判断によってプレーを左右されることはあまりありません。 ところが反対に、野球やサッカー、テニス、バスケットボール、バレーボールといった球技。 また、F-1、バイクレースといったスピードを競うモータースポーツ。ボクシング等の格闘技には、視力がプレーの内容に大きく関わ優れた視力を必要とされるスポーツ選手ですが、元々目が悪くても視力を矯正して成功した選手も大勢います。

card-treasure_ys001-0026たとえば、ヤクルトスワローズの古田敦也選手は、メガネによる視力矯正でも一流のプロ野球選手として活躍できるという好例といえるでしょう。また、少し古いところではテニスのナブラチロワ選手がメガネをかけてから再度強くなった、という話題が報じられていました。 ゴルフではあのタイガー・ウッズが視力矯正手術を受けてからまたさらに成績を上げたそうです。彼の場合、コンタクトレンズを入れていると強風の吹きやすい全英オープンなどで目にホコリが入ったりすると、痛くて大変だったそうです。 変わったところでいくと、水泳では度付きのゴーグルのようなメガネを使用する選手もいます。また、剣道では面を装着するとき専用の、ツルが紐状になっているメガネもあるんですよ。スポーツサングラスイメージ9 ■メガネとコンタクトレンズの違い・・・

yjimage2BVG9XWPメガネとコンタクトレンズの基本的な違いはレンズが眼前で固定されているか、それとも眼球に直接接着しているかによる。いずれも視力補正という共通の目的を持っているが、その構造上違いから下記のような長所短所がある。 ①コンタクトレンズは眼球とともに動き、視線とレンズの光軸が常に一致するため非点収差、プリズム作用がない。 ②左右眼で屈折度の異なる不同視の場合、度数差が2D以上になると、一般にメガネは左右それぞれ完全矯正できないが、コンタクトレンズでは、それが可能である。 ③コンタクトレンズではレンズ後面と角膜表面の間が涙液で満たされるため、不正乱視などの矯正が可能である。 ④メガネでは、眼からレンズまで距離があること、また枠で周辺部の視野が制限される。 ⑤コンタクトレンズは敏感な感覚組織に接着するため体質による適不適がメガネより顕著である。 ⑥コンタクトレンズは慣れるのに時間がかかる。 ⑦コンタクトレンズは洗浄、保存等のレンズケアに手間と出費を要する。ただし、昨今は使い捨てコンタクトレンズがメインになっているが、従来の使いこなしコンタクトレンズに比べるとコストが割高になる。 ⑧コンタクトレンズは塵や埃に対し弱い。 ⑨コンタクトレンズはメガネより破損に対して安全である。 概して、コンタクトレンズは光学的に優れ、メガネは取扱いやすさで勝っている。

■メガネ、コンタクトレンズのどちらにすべきか ・・・

imagesA6U100Y1近視、遠視、乱視、あるいは老視などで、生活に必要な視力が得られない場合は、まずメガネを考え、メガネがうまくいかない場合はコンタクトレンズを考えるのが原則となっている。コンタクトレンズも、まずハードレンズを考え、うまくいかない場合はソフトレンズを考えるのが原則である。ただし、昨今使い捨てコンタクトレンズ(ソフト)の普及により、ソフトコンタクトレンズが主流になっています。スポーツ選手にとっても、接触プレー競技を除けば、初めから取り扱いに手間と時間のかかるコンタクトレンズを無条件に選択する必要はない。精神的な負担を少しでも軽くするためにもメガネで問題がない場合はメガネが第一に考えるべきである。いずれにしても補正度数(必要とする度数)、スポーツの特性、メガネ、コンタクトレンずの特徴等の総合的な検討が必要である。また、メディカルチェックでコンタクトレンズ不適合の指摘を受けた場合は、メガネが可能なスポーツ種目を選ぶことも必要になるだろう。 imagesCA4Z4J3Fゴルフの場合で考えてみよう。望ましい静止視力は1.0以上である。ゴルフアーチェリー射撃野球の打撃フェンシング剣道ボウリング等のようにプレー中の注視点が限られ、しかも比較的安全で静的なスポーツである。したがって、静止視力を1.0以上に補正するため中強度数が必要となる場合を除き、取扱い、使用感の点でメガネを第一に考える。次に補正の結果、距離感や周辺視野に違和感を覚えるようだったらハードを考え、さらに、ハードの異物感に適合でないときは最終的にソフトを考える。しかし、ゴルフのようなアウトドアスポーツは自然現象の影響をまともにうけるため、風の日はメガネ、雨、晴天の日はコンタクトレンズというように補正レンズを使い分けるのも1つの方法である。その際重要なことは、メガネ、コンタクトレンズで微妙に距離感や見え方が異なるため、それぞれに即応できるように普段から慣れておくことである。 スポーツビジョン先進国アメリカでは、各種スポーツ専用メガネ、大口径スポーツコンタクトレンズ、使い捨てコンタクトレンズ等のハードウェアが充実しており、選択肢が豊富である。しかし、残念ながら、我が国では「スポーツと視力」の概念導入が立ち遅れているため、未だニーズが低く商品開発も進んでいない。そのためメガネを選択した場合は、メガネバンド、シリコン鼻当て等でズレにくくしたり、安全のためプラスチック製の枠、レンズを用いる工夫が必要である。また、コンタクトレンズの場合、レンズ落下からプレーを中断する場面をテレビで見ることがあるが、できるだけスペアを携行することをおすすめする。アメリカスポーツ界で高い評価を得ている使い捨てコンタクトレンズは日本では販売は認められていなかったが、1991年から我が国でも自由に入手できるようになった。 もう1つの選択肢にレーシック手術も考えられるが、メガネやコンタクトレンズと違って術後の経過が各人によって差があるようである。スポーツ選手においても多数の方々がこの手術を受けられたが、場合にによっては競技に支障が生じ困っておられる方もいらっしゃるようである。