度付きスポーツグラスと目の保護グラス

学校やクラブチームのスポーツによる眼損傷の予防として、保護用ゴーグルや度入りグラスをご提案いたします。

スポーツ用グラスと視力と視機能について

子供から大人までのサッカーや、野球などのスポーツ競技は、運動能力だけでなく、目の能力も大変重要です。

スポーツグラス度入りの選び方

スポーツの競技(種目)によって、メガネのフレームやレンズ、サングラス度付きの選び方が変わってきます。

スポーツゴーグル、サングラス、メガネ等取扱品

競技別、用途別など、さまざまなニーズにおこたえできるような品ぞろえにつとめています。

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スポーツと目の損傷

2011年1月2日 – 10:20 PM

はじめに、このコーナーを製作するに当たって、今までは眼鏡店(眼鏡士)の立場として「スポーツとメガネ」「スポーツとサングラス」「スポーツとゴーグル」と言ったように「スポーツと商品」の関連をこのホームページ上に情報を集めアップさせていただきました。が、しかし、当店がスポーツとメガネを2009年に店舗の一角に展示させていただいてから約3年が経ちその間に初めて気が付いた事があったのです。それはスポーツでの目の損傷です。

殆どの方はスポーツをされるに当たって目の損傷を考えてプレーされるとは思いません。
当店がスポーツと目の保護にはじめて興味をもったのは小学生の女の子が体育の授業どきにドッジボールが右目に当たり網膜剥離をおこされ視野が欠けたとの事で、今後万一左目にドッジボールが当たると大変なのでと言う事で、保護用スポーツ眼鏡を製作された方やある大学のバレーボール部の男子部員の方が強烈なスパイクで打たれたバレーボールが目に当たり、眼圧が高くなり手術をされ今後ボールが目に当たると失明の危険もあるとの事で保護用眼鏡を製作された方、成人の男性の方が趣味で野球(硬式)をされていたのですが、内野守備(三塁)時に強烈なエレギュラーバウンドのボールが目に当たり、眼内出血をおこされ保護用眼鏡を製作された方など、当店も長年、眼鏡店を営業して参りましたが、保護用眼鏡はとても重要である事に気付かされました。

当店も、どの様なスポーツで目の損傷がおこるのかを真剣に考えた事がなかったのですが、これらの体験を生かして皆様への発信ができればと思っております。また、本ホームページはSPORTS OPHTHALMOLOGSより抜粋させていただいております。

「気付かなかった」「忘れていた」「知らなかった」スポーツでの目の損傷

野球と目の損傷

スポーツが原因で発生する目の損傷に関しては、5~14歳では野球が最も多く、年齢をおしなべてみても通常野球はスポーツ大国である米国ではスポーツによる目の損傷原因の第1位か2位を占めている、と言われています。

打者、投手、捕手、野手、走者、審判、観客それぞれにおいて危険があり、殆どがボールの直撃や他の選手との衝突によって発生しているようである。

スカッシュボールに比べてやや大きめの公認ボールは眼窩にぴったりはまったり眼球を直撃することはほとんどなさそうである。

A(上部左イラスト」はボールが当たる直前、B(当たった直後)、ボールは眼全体を押しつぶし眼底骨折を引き起こすこともある(長い下向きの矢印)


フェイスガードは眼と顔を保護できる


キャッチャー用マスク。安全な顔面の保護と視界が確保できるようにデザインされている。


ヘッドスライディングを行う選手は舞い上がる土や野手との衝突で目を損傷する危険性が高い。

バスケットボールと目の損傷

スポーツ先進国米国において、バスケットボールが”眼損傷”の最も頻度の高いスポーツとなる原因となっている。
Massachusettsにおける調査では、スポーツによる眼損傷の28.7%がバスケットボールに関係していた。

競技スポーツでは、とくにスピード、強さ、技術、スタミナが求められている。他の選手の指、手、肘の故意ではない接触、あるいは意図的な手拳によるパンチ、そしてボールの衝突、そのものが、眼球や眼窩に対する重篤な外傷の原因となる。

とくに、5歳~14歳では野球による損傷が最も多く、バスケットボールによるものがわずかな差で続いている。
但し、あくまでも損傷数なので競技人口に対する損傷人数でないので恐らく、バスケットボール人口の方が、野球人口よりも少ないと思われ、スポーツにおける眼損傷はバスケットボールが一番危険率が高いと思います。


バスケットボールではドリブルを除いて、その運動技術の多くは腰部以上の高さで行われている。
シュートやリバウンドプレーは選手の頭上で行われる。ディフェンダーがボールに向かって伸ばした手とゲームで動きまわる選手達との三次元的な空間位置関係が顔、頭、眼との不注意な接触の原因となり、それらはすべて避けられないものである。そのため、ボールでの眼損傷は少ないと思われます。

バスケットボールのゲーム中の損傷の殆どは相手選手の指や肘の接触により生じており多くは、リバウンドプレー中に生じている。典型的な例としてリバウンドボールに対して2名以上の選手が腕や指を伸ばしてとびつこうとする場合がある。

リバウンドプレーでボールをとった選手は習慣的に肘を振り回してスペースを確保し、守備側の選手を遠ざけようとし、一方、相手側の選手はボールを奪おうとする。肘や手、拳の直接的な打撃は眼窩骨折の原因となりうる。オフェンシブ・エンドでは、守備側はボールを奪う為に手で掃きとろうとし、ボールがシュートされる時にはそれを手でブロックしようとする。

ガードに生じる多くの損傷はゴールに突進する際に指を応げてシュートを阻止しようとする背の高い選手に近づいた時に起きる場合が多い。ボールを奪ったりシュートを阻止したり、リバウンドをとろうとしたりするときには、指や手はあらゆる方向に向かって伸ばされる。時には、オフェンスの選手がディフェンダーを払いのける目的で片方の腕を振ることもある。
これらの動作における眼への損傷はスポーツの中では危険率が高いと思われます。

サッカーと目の損傷

サッカーは世界で最も人気のあるスポーツであり、目の損傷は野球とほぼ同じであるようです。特に15歳以下の子どもがサッカーで目の損傷の50%以上とされています。


サッカーによる眼の損傷はときに選手の不注意の為に、蹴られたり肘や手で殴られたりして発生するが、殆どはサッカーボールが眼窩や眼球に当たって起こるようである。
眼窩は多くの衝撃を吸収するが、眼球と比べて相対的に眼窩の発育が不十分な若い選手などでは直接眼球に損傷を受ける。

■ゴルフと目の損傷

高齢化社会、健康志向に伴いゴルフ人口、特に男性中高年者プレイヤーの増加は目覚しいものがある。ゴルフによる眼外傷は他のスポーツの眼外傷に比べてると発生頻度は低いものの重篤な症例が多く、高度な後遺症を残すことが少なくないようである。(PRACTICAL OPHTHALMOLOGYより)

ゴルフ場174施設のアンケート調査によると、ゴルフ外傷の原因はボールによるものが69.7%を占め、ついで転倒、捻挫などによるもの、カートによるもの、クラブによるものがあげられる。(全体的な体の外傷)
ゴルフでの眼損傷はゴルフボールやゴルフクラブからの強い衝撃を直接、眼球に受けるので、ボールが打たれた場所からの距離に関係している。ゴルフボール損傷の重篤さは、跳ね返り損傷も含み、約91m(100ヤード)以内から打たれたボールが当たった場合に危険が高くなるようである。

クラブによる損傷も悲惨な結果を生む、ボール損傷と違って、全てのクラブ損傷は一緒にラウンドする人や観客がスウィングが始まる前にクラブの動きの範囲から離れるという安全に対する簡単な注意だけで防ぐことができる。

■ラケットスポーツと目の損傷

ラケットスポーツによる眼損傷が、全てのスポーツの眼損傷のうち約8%を占めている。10万回のプレーに対する眼損傷の危険率は次のとおりで、スカッシュ5.2%、バドミントン3.6%、テニス1.8%、卓球0.1%となっている。
例えば、スカッシュを週に3回行い、それを24年間続けるプレーヤーの眼損傷を起こす危険率は約25%となる。


平均スピード(km/時)
ラケットボール ボール 135~160
ラケット 135~145
スカッシュ ボール 170~225
ラケット 150~175
テニス ボール 145~175
ハンドボール ボール 95~110
バドミントン シャトルコック 170~215

スカッシュやラケットボールは、8歳の初心者でも時速130km(80マイル)のスピードボールを打つことができ、プロになると240km(150マイル)以上になる。そのため、ラケットボールではスピードの対応が眼に与える損傷が左右される。

スカッシュではボールによるものが60%、ラケットによるものが40%であり、ラケットボールでは95%がボールによるもの、5%がラケットによるものであり、バドミントンでは大部分がラケットではなくシャトルコックによるもので、殆どがダブルスの時に起こっている。

テニスの場合は毛で被われたゴムで出来ており、直径6.35cm(2.5インチ)、重さ56g(2オンス)でシャトルコックやスカッシュと異なり、直接眼窩に入り込むことはない。

しかし、弾性が強く、時速160km(100マイル)以上のスピードが出るので、直接の打撃は強い衝撃を与えるセンターネットに近ければ近いほど、眼損傷の危険度が高くなる。

■アメリカンフットボールと目の損傷

アメリカンフットボールではヘルメットやフェイスガードの進歩にも関わらず、現在も眼や顔面の損傷が引き続き起こっているようである。眼の損傷はフェイスガードのすき間から入った指で突かれる場合が多く、左下イラストAのように手がフェイスガードの下から入って眼に衝撃を与えるのはルールによって手が使用できるスポーツであるのも原因といえるかもしれません。

ランニングバック(RB)やクォーターバック(QB)はディフェンス側の選手を寄せ付けない為に、真っ直ぐに伸ばした腕を敵選手に当てることがある。(イラストB)ディフェンス側の選手はタックルをする時に相手選手のフェイスガードをつかんだり、偶然にフェイスガードの隙間から指で顔や眼を突くことがある。(イラストC)

また、選手が転倒した時に、眼に損傷を受ける場合もある。天然芝でのゲームでは結膜や角膜に土や草などの異物が入る可能性があり、人工芝でのゲームでは”カーペットのゴミ”が眼に入る可能性がある。
したがって、どちらのタイプの芝生でも転倒時には科学的損傷を与える可能性がある。

■アイスホッケーと目の損傷

世界中で最もスピーディーで激しい団体競技であるアイスホッケーにおいて、眼の損傷事故もカナダやスウェーデンなどでは他のスポーツよりも多く発生しています。
損傷は11~15歳にかけての年齢層に最も多く起こっているようです。眼損傷のうち74%はスティックによるものとされています。


アイスホッケーは世界でも高速でぶつかりあうスポーツであり、団体競技の中では最も激しいスポーツの1つである。
スティックは固いラバー製のバックを打つ為にゴルフクラブのように激しく振られ、それが約26×56m(85×185フィート)の限られたスペース内で繰り返される。

現在、打ち出すバックの速度が時速約160km(100mph)を上まわっている選手もおり、そのバックが当たった時の衝撃は約544kg(1200ポンド)以上にもなる。打ち出されたバックは時として予想外の場所へ んでいく事があり、それが防ぎようもなく目を襲う。また、スティックが代わりに襲ってくることもある。これだけの危険因子があれば、ひどい眼損傷が起こったとしても何の不思議もない。


フルフェイス式の格子状防護マスク。格子の隙間が大きく見やすかった為、選手には使いやすかったが、隙間を通してスティックの先端が眼に当たる危険性があった。


改良後のスティックを通さない格子状マスク

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